221071060 限定クエスト クリスマスイベント クリスマス ストーリークエスト 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ ストーリークエスト 7 - エピローグ 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ ED 白熱!聖夜のサンタ・キャッチ ED
【町長】 すまないね、私のせいで 面倒をかけてしまって…
サンタ・キャッチの 首謀者である町長は、 詳しい事情を話してくれた
【町長】 この町では毎年、 クリスマスにプレゼントを配る 行事をやっていたんだが…
【町長】 ただ配るだけではつまらないと、 いろんな子達から 不満が出てしまってね
【町長】 そこで、もっとみんなに 盛り上がってもらえる イベントをやろうと考えたんだ
【町長】 ただ、なかなか案が出なくてね そこで任務で町に来てくれている マスター殿に相談したんだよ
【シェキナー】 じゃあ、今回のサンタ・キャッチは マスターが考えたんですか?
【町長】 あぁ…それで 奏官やキル姫のみんなに依頼して、 サンタ役をお願いしたんだ
【町長】 集まるか不安だったけれど、 みんな喜んで協力してくれたよ
【シタ】 たしかに… サンタ役のみなさん、 とても楽しそうに見えました!
【シェキナー】 子ども達も、 随分とはしゃいでいました…
2人の話を聞いて、 安堵した表情を浮かべる町長
【町長】 …君達の言う通り、 厳かな雰囲気を守るべきだという 気持ちもあったんだ
【町長】 だが…信仰や伝統の大切さは、 一朝一夕で伝えられるものではない
【町長】 まずは子ども達に、 もっとクリスマスを 好きになってもらって…
【町長】 少しずつその大切さを 伝えて行く方が 良いかと思ってね
【シェキナー】 なるほど…そう言われると、 たしかに一理あります
【シタ】 町長さんとわたし達、 同じ想いを抱いていたんですね…
【シェキナー】 ですが、マスター それならどうして最初から 言ってくれなかったんです?
そう問われて、 ぽつりと語り出すマスター
実は2人にもクリスマスを 楽しんでほしかったんだ 任務ばかりで忙しかったし
ちょっとした 息抜きとして参加してもらおうと 思っただけだったんだけど…
話が大きくなってきちゃって 言い出せなかったんだ ごめん!
手を合わせ、頭を下げるマスター
【シタ】 顔を上げてください、マスター
【シェキナー】 そうですわ 確かに怒ってましたけど 少し楽しんでましたから
【シタ】 ふふふ 実はわたしもです
【町長】 マスター殿が考えたことだが 実行したのは私だ そのことは謝らなければならない
【町長】 本当にすまなかった 来年はもっと上手い方法を 考えることにするよ
【シェキナー】 いえ、こちらこそ… 早合点をしたまま 騒ぎを起こしてしまいました
【シタ】 ごめんなさいっ! お詫びいたします…!
頭を上げると、一同の顔には 自然と笑みがこぼれた
【シタ】 シェキナーさんの クリスマスを大切にする心が 凄く伝わって来て嬉しかったです
【シェキナー】 貴方の雪のような純粋な心も 素敵ですわ
二人の笑顔を見て、よかったと 胸を撫でおろすマスター
【シェキナー】 それでは気を取り直して クリスマスを楽しみますわよ
【シタ】 はい そうですね!
だが、そのとき…
【シェキナー】 な、なんですか、 あの子ども達の大群は…!?
プレゼントちょーだーい! と口々に言いながら、 3人を目掛けて走る子ども達
【シェキナー】 ま、まさか… サンタ達から没収した プレゼントの山のせいで…
【シェキナー】 私達もサンタ役だと 間違われているのでは…!?
【シタ】 こ、こっちに向かってきます! 逃げましょう、マスター!!
騒がしく過ぎ去っていく 聖夜の一幕…
町民達の楽し気な声が、 輝く夜空に響いていくのだった…
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