230011103 ロンギヌス 『荒波ドロップ』
【ロンギヌス】 大丈夫ですか!?
溺れた子供を助けるため ロンギヌスは真っ先に プールに飛び込んでいく
背の小さいロンギヌスだが、 なんとか足が届く深さのようだ
ロンギヌスは つま先で必死に歩き 少女までたどり着いた
【ロンギヌス】 さあ、もう大丈夫―― きゃあ!?
溺れる少女は必死さのあまり、 とんでもない力で ロンギヌスの手を引っ張った!
【ロンギヌス】 そんなに強く引っ張られたら―― あぷっ
少女に水の中に引き込まれ ロンギヌスも溺れかけるが、
【ロンギヌス】 もう大丈夫ですよ
ロンギヌスに 優しく話しかけられた少女は おとなしくなり笑顔で頷いた
【ロンギヌス】 ふふっ さあ、プールサイドに 戻りましょう
マスターは ロンギヌスと少女を プールサイドへと引き上げる
選択肢:
- よくやったね → select_label_01へ
- この子の命を救えたね → select_label_02へ
- 素早い判断だったね → select_label_03へ
マスターは ロンギヌスと少女を プールサイドへと引き上げる
select_label_01:
【ロンギヌス】 あ、ありがとうございます
select_label_02:
【ロンギヌス】 そ、そんな大げさですよ
select_label_03:
【ロンギヌス】 いてもたってもいられなくて…
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【ロンギヌス】 すみません… わたし、無我夢中で…
【ロンギヌス】 泳ぎが苦手なこと すっかり忘れてました…
少女は「お姉ちゃん、ありがとう」 とロンギヌスに礼を言い、 手を振りながら去っていった
【ロンギヌス】 バイバ~イ 今度からは気を付けてくださいね~
少女を見送るロンギヌス その表情は今までよりも たくましい物になっていた
【ロンギヌス】 今まで見知らぬ人達なんて 怖いばかりでしたけど…
【ロンギヌス】 …ちょっとだけ ほんのちょっとだけ 平気になったかもしれません…!
それは彼女が『荒波ドロップ』に 開眼した瞬間であった
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