230141103 イシューリエル 『トゥルーアイズ』
【イシューリエル】
マスター、これって…
マスターが差し出したのは 耳に当てられるような 大きな巻殻だった
【イシューリエル】
もしかして…
わたくしが先ほど口にしたこと
ちゃんと聞いていてくれましたの？
もちろん、とマスターは頷く
貝に耳をあてて、海の音を聞きたい… それはこの貝で大丈夫かなと マスターは質問する
【イシューリエル】
ええ、もちろんですわ
ですが、その前に…
【イシューリエル】
マスターはわたくしのことを
考えていてくださったのに
わたくしは自分のことばかり…
【イシューリエル】
思えば誘われた際に
二人っきりなのか
きちんと尋ねるべきだったのです
【イシューリエル】
それなのに一人で舞い上がり
あげくに暴言の数々…
こんなことでは姫失格ですわね
選択肢:
- イシューリエルは立派な姫だ → select_label_01へ
- 説明不足な俺のせい → select_label_02へ
- お互いさまってことで → select_label_03へ
それなのに一人で舞い上がり あげくに暴言の数々… こんなことでは姫失格ですわね
select_label_01:
【イシューリエル】
マスター…
本当に、お優しいですわね
select_label_02:
【イシューリエル】
ありがとうございます
気遣ってくれているんですのね
select_label_03:
【イシューリエル】
…やっぱりマスターは
心の広い方ですわね
select_label_end:
【イシューリエル】
わたくしも成長しなくてはいけません
マスターのお役に立てるよう…
【イシューリエル】
そして二度とマスターに
見当違いな迷惑をかけないよう
真実を見抜く目を鍛えます！
イシューリエルの新たな決意 彼女に力が漲っていくのを マスターは感じた
それはまさしく 新スキル『トゥルーアイズ』に 目覚めた瞬間だった
【イシューリエル】
マスター！
これからもっともっと
わたくし、頑張りますわ！
【イシューリエル】
…ですが、その
まずは先に
【イシューリエル】
一緒にこの貝殻の音を聞きませんか？
わたくし、マスターと
海を感じたいのです。…ふたりきりで
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