230181103 フォルカス 『フロートシースピア』
あまりの異族の多さに 徐々にフォルカスは 圧され始めてしまう
居ても立っても いられなくなったマスターは 近くに落ちていた石を投げつけた
【フォルカス】 …! マスター!?
【フォルカス】 …っ…たぁぁ!
異族の意識がマスターに向いた隙に フォルカスは自分の周囲の異族を倒し窮地を切り抜けた
しかし、マスターに 意識を向けた異族が マスターの方へと向かって来る
【フォルカス】 あっ…! マスター!!
【フォルカス】 くっ… ここからでは直接届かない! なにか方法は…!?
【フォルカス】 …っ! この浮き輪を足場に!!
【フォルカス】 どうか…間に合って…
フォルカスは助走をつけると 浮き輪を飛び石にして 大きくジャンプした
【フォルカス】 はあああああああああっ!!
彼女の槍がジャンプの勢いを受けて 大きな光を放つ
【フォルカス】 新奥義…『フロートシースピア』
【フォルカス】 マスターには 決して手出しさせません!!
【フォルカス】 …マスター! 間に合ってよかった…
異族との戦いを終え、二人は ビーチへと戻ってきていた
【フォルカス】 先ほど…マスターが異族の注意を 引きつけてくれたおかげで 助かりました…
【フォルカス】 けれど…あんな危険なこと… もう止めてください…!
選択肢:
- 心配かけてごめん… → select_label_01へ
- 悪かった… → select_label_02へ
- 危険だった…かな? → select_label_03へ
けれど…あんな危険なこと… もう止めてください…!
select_label_01:
【フォルカス】 マスターは… 大事なマスターなんですから…
select_label_02:
【フォルカス】 …り、理解して いただければいいんです
select_label_03:
【フォルカス】 な! 危険に決まっているじゃないですか!
select_label_end:
【フォルカス】 マスターになにかあったら… 本当に困るんですから…
わかった…じゃあ 今度は自分の番と マスターはフォルカスに向き合う
…さっき避けていた理由を 教えてほしいな
【フォルカス】 そ…それは…!
【フォルカス】 (そうだ…やっぱり… マスターしか出会わなかった… と、ということは…)
赤くなって目を泳がせるフォルカスを 不思議に思っていると…
【フォルカス】 あれは、ただ…その… 占いが当たっただけです!!
そう言って浮き輪を抱え、 ふいと赤い顔をそむけるフォルカス
マスターは答えが理解できぬまま ただ、首をかしげるのだった…
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