230211103 ガ・ボー 『ストラグルブロー』
【ガ・ボー】
あれは…
さっきのカモメ、さん…？
彼女が見た先には、 こちらに向かって飛んで来る 一羽のカモメがいた
そのカモメは、彼女の近くまで来ると くるくると飛び回りながら鳴く
【ガ・ボー】
…仲良しさんを
探しているんでしょうか？
【ガ・ボー】
それとも、さっき一緒に飛んでいた
もう一羽のカモメさんを探しに…？
選択肢:
- ひとりじゃ寂しいんだよ → select_label_01へ
- 君が寂しそうだったから → select_label_02へ
- 心配してやってきた → select_label_03へ
それとも、さっき一緒に飛んでいた もう一羽のカモメさんを探しに…？
select_label_01:
【ガ・ボー】
やっぱり、ひとりは
寂しいですよね…
select_label_02:
【ガ・ボー】
カモメさんにも、
わかってしまうんですね…
select_label_03:
【ガ・ボー】
ボーは、カモメさんに
心配されるようなことを
していましたか…？
select_label_end:
彼女の元にやってきたカモメは いつまでもくるくると 上方を飛び回っている
その様子を見て、マスターは 君にお礼を言いに来たのかもね、と 彼女に言う
【ガ・ボー】
え…？
【ガ・ボー】
異族を退治して、
助けてくれてありがとう、って
カモメさんが言ってるんですか…？
【ガ・ボー】
そんな、ボーにお礼だなんて…
その時、空の向こうから 飛んでくるものを見つけて 指をさすマスター
【ガ・ボー】
マスター…なにを指さして
…っ！？
【ガ・ボー】
あっ、あれは…カモメさん！
マスターの指さした方から 一緒に飛んでいたもう一羽のカモメが こちらに向かって飛んできていた
そして、二羽のカモメは合流し 一緒に空を飛んでいく
【ガ・ボー】
…よかった
再会できたんですね
【ガ・ボー】
これからは、ずっと一緒に
居られますように…
しかし、カモメたちが飛ぶ空に またしても不穏な影が現れる
【ガ・ボー】
えっ、異族…！？
【ガ・ボー】
さっき倒したばかりなのに
そんな、どうしてまた…
【ガ・ボー】
…いえ、それよりも…
【ガ・ボー】
今度こそ…グズでノロマでも
ボーはできる限りのことを…
ガ・ボーが空を見上げる その瞳には、カモメたちを守りたい という力強さがこもっている
その瞬間 ガ・ボーの身体に力が宿った
【ガ・ボー】
…！
この、力は…！
優しい心が、強い意志が、 彼女に新たな奥義を授ける
【ガ・ボー】
新しいスキル…
『ストラグルブロー』…！
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ガ・ボー】
いまなら…いけます…！
新たな力を手にした彼女は ビーチにいる人たちに被害がないよう 配慮しながら、異族を倒していった
異族を殲滅し 空高くに飛ぶカモメを 見上げながら小さく言った
【ガ・ボー】
仲睦まじいですね…カモメさん達…
【ガ・ボー】
ボーもいつか…
あんな風に、マスターと…
【ガ・ボー】
な、なんでもありません…！
顔を赤らめる彼女に 首を傾げるマスターだった
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