231000021 ロストラグナロク編サイド 常設リサナウトクエストまとめ アンノウン・イベント アンノウン・イベント 2 - ファースト・コンタクト ファースト・コンタクト ファースト・コンタクト 戦闘前
【リサナウト】
私の記憶が確かなら、
当主様、私の武器は
ここに隠したはずよ
そう言ってリサナウトが つれてきたのは――
天使人の集う国、 ハルモニアだった
【リサナウト】
木を隠すなら森の中、
という言葉があるわ
【リサナウト】
物を隠すには、
同種の物の群がりの中に
紛れ込ませるのが最適ということね
【リサナウト】
私の持つ武器は、
持ち主の力とつながりを持つもの
【リサナウト】
なら、隠すなら斬ル姫の多い
場所に隠す必要があったわ
いろいろ考えているんだね、 とマスターは感心する
【リサナウト】
ふふん、私をほめたことに
10ポイントあげるわ
【リサナウト】
そういうことだから、
このまま城に
侵入しましょうか
その言葉にマスターは頷きかけ、 そして目を丸くした
え？ 城の中？ と尋ねるマスターに リサナウトは自信満々に笑う
【リサナウト】
ええ、今日、この瞬間に
私達が城に侵入できることは、
確定事象の報告に過ぎないの
そう言うリサナウトに押され、 マスターはハルモニアの 王城へ侵入することとなった
マスターの予想は大きく外れ、 気づいたときには教皇の間に やってきていた
【リサナウト】
言ったでしょう？
すでに確定事象だと
そう言うが、 あまりにもあっけなさ過ぎる
【リサナウト】
ふふっ、あなたがそんな表情を
するのも、わかりきっていたわ
【リサナウト】
それより、来たわ…
【ティファレト】
――侵入者、というには、
あまりにも堂々としていますね
【フォルカス】
斬ル姫、そしてその主…
あなた達が何者か知りませんが
ここはハルモニアの中枢
【フォルカス】
貴方達が足を
踏み入れていい場所では
ありません
鋭い視線で、 2人を睨む天使国の斬ル姫達
【リサナウト】
……なるほどね
私もこうなっていた事象が
あったわけね…
【ティファレト】
何を、言っているのです
【リサナウト】
わからないなら、
わからないでいいわ
【リサナウト】
あなたが覚えてなくても
私が覚えている、
それだけのことよ
そう言って、小さく悲しげに 息を漏らしたリサナウトは、 今度はマスターの方を見た
【リサナウト】
当主様、ここじゃなかったわ
え！？ と驚く暇もなく、 リサナウトがマスターを担ぐ
【ティファレト】
逃がすとでも？
【リサナウト】
わかりきったことを聞くのね
逆に聞いてあげる、
あなたはここで力を使っていいの？
【リサナウト】
ここで騒ぎになれば、
兵士達まで、
ここに来ることになるわよ
【リサナウト】
あなたがここにいることを、
知られたくないんでしょう
【ティファレト】
それはっ…！
【リサナウト】
私達が脱出できることなんて、
すでに確定された事象よ
【ティファレト】
フォルカス
あの2人を追いなさい
【フォルカス】
はいっ！
【ティファレト】
あの斬ル姫は一体…
どこか、懐かしさを感じましたが…
【フォルカス】
神の炎に焼かれなさいっ!!
【リサナウト】
当主様、このまま逃げるのは
無理のようね
さっき、転んだせいだよね!? そう叫ぶマスター
【リサナウト】
さ、さっきのは転んだわけではないの
そ、そう、敵の攻撃をかわしただけよ
【リサナウト】
と、とにかくっ！
強行突破よっ!!
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