231040031 限定クエスト イースターイベント 伝説のイースターエッグ 伝説のイースターエッグ ストーリークエスト 4 - 第3話「Secret Party!」 Secret Party! Secret Party! 戦闘前
トレイセーマ兵を追い払ったあと、 三人は改めてパーティー会場に 足を踏み入れる
しかし、会場には誰もおらず、 シンと静まり返っていた そこにシユウのはしゃぐ声が響く
【シユウ】 あはははっ! あれもこれも、おいしそうだな! シユウのすきなものばっかりだぞ!
【シユウ】 はやくでてこないと ぜんぶシユウがたべてしまうからな! いいんだな!
【ヴァナルガンド】 むっ、待ってください! 所有者のわからないものを、 勝手に食べてはダメです~!
ヴァナルガンドはそういって、 お菓子を持ったシユウの手をつかむ
【シユウ】 うがあああぁぁ!! うるさい、はなせ! たべさせろ!
【シユウ】 だれもでてこないから、 ぜんぶシユウがたいらげてやるんだ!
その時、どこからか それは困ります、という 女性の声が聞こえてきた
声の主を探してあたりを見回すと、 テーブルの下からイースターの 衣装を着た貴婦人が登場した
マスターは突然の登場に驚いたが、 ヴァナルガンドとシユウは気配を 感じていたらしく、動じていない
【ヴァナルガンド】 突然の訪問、失礼いたします 驚かせてしまって 申し訳ありませんでした~
ヴァナルガンドが礼儀正しく挨拶する 女性は、危険な人たちかと思ったけど 大丈夫そうね、と微笑む
マスターも女性に挨拶をし、 大きくて白いウサギを追っていたら、 ここに着いたのだ、と説明する
【シユウ】 あのウサギはでっかいわりに すばしっこくて、 つかまえられなかったぞ!
シユウがそういうと女性は微笑み、 あの白いウサギについて教えてくれた
この時期だけに現れる特別なウサギで トレイセーマの森に住む精霊の化身 だと言われている、とのこと
秘密のイースターパーティーへの 参加条件は、あの白いウサギに 導かれることだという
【ヴァナルガンド】 それでは、私たちも招待客として パーティーに参加できると いうことでしょうか~?
女性は、ええ、正式な招待客ですよ、 ようこそイースターパーティーへ と、手を叩く
女性の合図で、隠れていた 参加者たちが一斉に現れ、 マスターたちを歓迎する
【ヴァナルガンド】 わぁ… マスターさん、 とても綺麗で美味しそうですね~
テーブルに並んだ人数分のカラフルな お菓子を見て、ヴァナルガンドは 嬉しそうに耳を揺らす
そうだね、いただこうか、と マスターがお菓子に手を伸ばすと…
【シユウ】 じゅるり… これは、ぜんぶシユウのものだ!
シユウはそう叫ぶと マスターとヴァナルガンドの分まで 独り占めしてしまった
【シユウ】 うがあああぁぁ! これも、これも、ぜんぶうまいぞー!
【ヴァナルガンド】 むむ~! マスターさんの分まで 横取りするなんてダメですよ!
【シユウ】 たくさんあるんだから、 ほしければとりにいけばいいだろ!?
【ヴァナルガンド】 そういうことではありません! あなたには、あなたの分が 用意されていたじゃないですか~
【シユウ】 シユウは、ぜんぶほしかった! だからもらった、それだけだ!
【ヴァナルガンド】 それは自己中心的な考え方ですね つまり、わがまま、ということです もっとマスターさんのことを考えて…
【シユウ】 うがあああぁぁ! うるさいうるさい! シユウにめいれいするな!
シユウは大声で叫ぶと、 ヴァナルガンドに 襲いかかろうとして身構える
【ヴァナルガンド】 …言ってもわからないのなら、 仕方ありませんね
言うことを聞かないシユウを前に ヴァナルガンドも戦闘モードに 切り替わり、さっと武器を構える
二人を止めなくては、と マスターが椅子から立ち上がった その時…
【トレイセーマ隊長】 ここに怪しい奴らが 入り込んでいるはずだ! 探せ!
突如トレイセーマ兵が パーティーに乱入してきた
会場のあちらこちらで トレイセーマ兵が暴れ、 会場を荒らし始める
【シユウ】 うがあああぁぁ! パーティーをこわすな! ゆるさないぞ!
シユウはそう叫ぶと、隊長に 飛びかかり、パーティー会場から 茂みの向こうへと押し出した
【トレイセーマ兵隊長】 うわぁ!何をする!
【トレイセーマ兵】 隊長が襲われた! いくぞ!
【ヴァナルガンド】 あなたたちの相手はこの私です 月より授かった魔術の深奥… 見せてあげます!
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