231040051 限定クエスト イースターイベント 伝説のイースターエッグ 伝説のイースターエッグ ストーリークエスト 6 - 第5話「Lucky Eggs!」 Lucky Eggs! Lucky Eggs! 戦闘前
ヴァナルガンドに謝ることを約束した シユウとマスターは、 パーティーの会場へと戻ってきた
会場はにわかに盛り上がっていた どうやらレースの参加者を 募っているようだ
マスターとシユウの帰りに気付いた ヴァナルガンドは、二人のもとへ 駆け寄ってくる
【ヴァナルガンド】
あ、マスターさん、
例のエッグレースだそうです~
【ヴァナルガンド】
優勝すると、幸運を呼ぶという
「伝説のイースターエッグ」が
もらえるそうですよ~
先ほどまで大人しかったシユウだが その単語をきくやいなや、顔を上げ 目を輝かせる
【シユウ】
あの、うわさにきいた、
でんせつのいーすたーえっぐか!
よし、えっぐれーすにでるぞ!
レースは二人一組で出場だって、 とマスターは出場条件を確認する
【ヴァナルガンド】
私が、シユウと一緒に出ます~
【シユウ】
そ、そうか!
ヴァナルガンドがそういうなら、
しかたがないな!
【ヴァナルガンド】
シユウが騒ぎを起こさないよう、
私がしっかり見張っておきます~
マスターさん、応援してくださいね
エッグレースは、スプーンに卵を 乗せて運ぶ早さを競うゲームだ
このパーティーでは、二人で一つの 卵をリレー方式で運ぶらしい
あの二人、仲直りしたかなぁ、と マスターはスタート地点に目をやる
【シユウ】
…………
【ヴァナルガンド】
…………
スタート地点の二人は、それぞれ 無言で準備を進めていたが、 ヴァナルガンドがその沈黙を破る
【ヴァナルガンド】
シユウ、準備はできましたか~?
レースでは転ばないように、
気をつけてくださいね~
【シユウ】
…うう、こどもあつかいするなぁ!
おまえこそ、あしをひっぱるなよ!
謝りたい気持ちはあるのだが、 うまく言葉にできずにもやもやして、 シユウはつい乱暴に声をかけてしまう
【ヴァナルガンド】
はぁ…
自分勝手な行動は、
できるだけ我慢してくださいね~
ヴァナルガンドの方は、 シユウがまだ怒っていると思い、 刺激しないように事務的に返す
二人を心配するマスターが見守る中、 エッグレースがスタートした
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