240051101 与一 プールは鍛錬場?
与一と一緒に プールへ遊びに来たマスター
ところが与一は、 プールサイドの隅に突っ立って 動こうとしない
選択肢:
- どうしたの? → select_label_01へ
- 泳がないの? → select_label_02へ
- いっしょに遊ぼうよ → select_label_03へ
ところが与一は、 プールサイドの隅に突っ立って 動こうとしない
select_label_01:
【与一】 えぇっと、その…
select_label_02:
【与一】 ちょっと待ってください
select_label_03:
【与一】 誘ってくれるのは 嬉しいんですけど…
select_label_end:
与一は浮き輪で 遊ぶ人達を眺めているようだった
なぜそんなことをしているのか マスターが尋ねると…
【与一】 あの浮き輪の上に立てるようになれば どんな時でも弓を射ることが できると思いまして…
【与一】 ただ難しそうな稽古なので 先にイメージトレーニングを しておこうと思ったんです
そう言って与一は再び 物思いに沈む
しかしこのプールへは 稽古しに来たのではない
純粋に遊びに来たのだ
あのウォータースライダーに 乗ろうよ
そう言ってマスターは 与一を遊びに誘うが…
【与一】 なるほど あの速度で滑り降りるなら 動体視力が鍛えられそうですね
と、結局稽古の話になってしまう
【与一】 それか流れるプールを 逆に泳ぐのも… それはちょっと迷惑でしょうか
稽古の話しかしない与一を マスターは説得する
せっかくプールに来たのだから 与一と一緒に遊びたい
マスターの言葉を聞いて、 与一はバツの悪そうな顔になった
【与一】 マスターにプールへ 誘ってもらったのは すごく嬉しいんです
【与一】 マスターと一緒に遊べるなんて 夢みたいに素敵なことで… 与一にはもったいないくらいで…
【与一】 本当にこんなに 幸せでいいのかなって 思っちゃうんです
【与一】 こんな風に遊んでる暇があったら もっと稽古した方が いいんじゃないかって…
それは誰よりも稽古に励む 与一だからこその悩みだった
真面目すぎるあまり たまの息抜きの間も 稽古のことが頭を離れないのだろう
そんな与一のため、 マスターはある提案をするのだった
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