240061102 梓弓 楽しい時間は突然…
ほら、いくよ とマスターがビーチボールを投げる
【梓弓】 は、はい…
マスターは梓弓と一緒に ビーチボールを投げあって 遊んでいた
今度はちょっと高く投げるよ! マスターはことさら明るく盛り上げる
【梓弓】 わ、わかりました…! ええと…
すると、浮かない顔だった梓弓も だんだんと楽しそうな表情に なっていく
【梓弓】 わ、取れましたよ、マスター! ふふっ…
梓弓の表情が明るくなって マスターは一安心する その時…
【不良風の男1】 どうせサメなんか来ねーだろ ちょっと泳ごうぜ!
【不良風の男2】 だな。行こうぜ!
【梓弓】 マスター、あの人たち…
マスターは男たちへ近づき 危ないと注意をする
【不良風の男1】 はっ。うっせーんだよ サメなんかどってことねーだろ!
【不良風の男2】 おい、こんな奴ほっといて 早く海入ろーぜ!
まったく話を聞かない男たちに マスターは困ってしまう
とその時―
【梓弓】 マスター! あ、あれを…!
梓弓が慌てた表情になった時 突如として海から異族が現れた!
【不良風の男1】 うわぁぁぁ! なんだこれ!
【不良風の男2】 た、助けてくれ…!!
マスターは 襲いかかってきた異族から とっさに男たちをかばう
【梓弓】 え…!
一瞬のできごとに梓弓の反応も遅れ マスターは異族に海へと 引きずり込まれそうになる
【梓弓】 マスター!!
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