240201211 ヒョウハ・神令・テュール 超爆の夏
夏!
マスターの隊は休暇も兼ねて、 海がキレイなリゾート地に来ていた
そこには、元気なあの姫の姿が…
【ヒョウハ】 んんん~~! 今日は最っ高にいい天気だな! 絶好の運動日和だ!
【ヒョウハ】 んじゃ、さっそく一泳ぎするか! こっからはあたしの灼熱タ~イム
【ヒョウハ】 よぉぉぉぉぉし!! 超爆・燃え上がっていくぞぉぉぉ! ファイアア!
普段から、 「燃え上がる」や 「ファイア」が口癖の、
まさに夏にうってつけの 猪突猛進ガールのヒョウハ
【ヒョウハ】 みんないくぞぉぉぉぉぉっ!!
【ヒョウハ】 超爆・バタフライッ!!
一心不乱に海で泳いだり――
【ヒョウハ】 いくぞぉぉぉぉぉっ!!
【ヒョウハ】 超爆・アターーーーーック!!
一心不乱にビーチバレーしたり―――
【ヒョウハ】 いくぞぉぉぉぉぉっ!!
【ヒョウハ】 超爆・ゲットォォォォォッ!!
一心不乱にビーチフラッグしたりと、
【ヒョウハ】 あはははは! たっのしぃぃぃぃっ!!
夏を超爆・満喫している
【ヒョウハ】 あたしは中途半端が大嫌いだからな! とにかく全力で超爆・楽しむぞ!!
【ヒョウハ】 ほら、師匠も一緒に遊ぼうぜ!! ほらっ、早く早く~っ!
そんなヒョウハに対して、 少しペースを飛ばし過ぎじゃない? と心配するマスターだが
【ヒョウハ】 なんだよ師匠っ、 遊びは全力で楽しまないと もったいないだろ~?
【ヒョウハ】 それに、大丈夫だって! みんなだって楽しそうだし!
他の姫達も、 元気なヒョウハがいるおかげで 随分と楽しそうにしている
…が、少しして事件は起きた
マスターもその様子を見て 強くは言えずにいた
自分がやることは人にとっても善! という考えを持つ彼女 だが――
【ヒョウハ】 お、おい……どうした…?
【ヒョウハ】 だ、大丈夫か!?
一人の姫に駆け寄るヒョウハ
【ヒョウハ】 す、すごい熱だ……!
【ヒョウハ】 まさか…… あたしがみんなの体調も考えないで 突き進んだからか……
その結果、姫の一人が 熱射病になってしまったのだ
幸い大事には至らなかったが この事件は、ヒョウハの心を 大きく揺さぶることとなる
【ヒョウハ】 そうなるまで 気づけなかったなんて…
【ヒョウハ】 あたし…バカだ……
これまでのハイテンションから、 一気に落ち込んでしまう
【ヒョウハ】 ………うぅ… 大バカだぁぁぁぁぁ……
そんな彼女を、 心配そうに見つめるマスターだった
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