250011101 ケラウノス 信じられない!
【ケラウノス】 わー、きれいなプールだね。 可愛い子もたくさんいるかな?
【ケラウノス】 お、あの子すっごく可愛い! さっそく声を…
【ケラウノス】 え、ナンパをしに来たんじゃないの? 今日はマスターと プールでのんびりと過ごす…
【ケラウノス】 まあ、それもいいかもね! たまにはゆっくりするのも 悪くないし!
いい笑顔だ。 これで、今日はゆっくりとプールを 楽しんでくれるだろう
そう思ったマスターだったが しばらく経つと…
【ケラウノス】 うー、もう無理! 美少女と美少年が私を呼んでる!
【ケラウノス】 マスター! 私行ってくるね!
マスターが止める間もなく ケラウノスはナンパをしに 駆け出していった
【ケラウノス】 あ、そこの君、かわいいね! 一緒にトロピカルドリンク飲まない?
【ケラウノス】 ねえねえ! これから一緒に泳ごうよ!
いつもの調子で次から次へと 話しかけていく どうやら、成果は上々のようだ
マスターは相変わらずだなぁと 少し寂しく思いつつも その光景を見つめていた
【ケラウノス】 ただいま…
しばらくすると ケラウノスが戻ってきた だが、なぜか浮かない表情をしている
ナンパがうまくいかなかったのだろうか? マスターは尋ねてみる
【ケラウノス】 もちろん、ナンパは成功! 私にかかればわけないよ! ただ…………
黙り込むケラウノスが 心配になったマスターは 事情を聞いてみることにした
【ケラウノス】 なんか…私の方からばっかり ナンパしてるのが気にいらない!
【ケラウノス】 私が近くにいたら、誰だって 声をかけたくなるはずでしょ!?
【ケラウノス】 みんな、なにを見てるんだろ… 信じられない!
なおも不満を続けるケラウノスを前に どうしたものかと頭を悩ませる マスターだった
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