250011102 ケラウノス 我慢我慢!
【ケラウノス】 マスターもおかしいと思うよね?
ケラウノスはマスターの隣で 拗ねたようにブツブツと 不満を口にし続けていた
【ケラウノス】 みんな、私をウットリ見るくせに… なんで声かけてこないの?
【ケラウノス】 この私に偶然出会えるなんて すごくラッキーなことだよ?
【ケラウノス】 世界中の美少年と美少女が 群がってきてもいいくらいなのに…
話を聞きながら いったいどれだけ自信家なんだ… とマスターは心の中で思う
さらに話を聞いていると どうやら不満は それだけではないらしい
【ケラウノス】 それにさ、私への 扱いが納得できないよ
【ケラウノス】 この私に気に入られたんなら 光栄に思うはずでしょ?
【ケラウノス】 ナンパに成功しても 少し話してすぐバイバイ ってなっちゃうんだよね
【ケラウノス】 なんでもっとこの私と一緒に いたいとか思わないのかなー?
ここまでくると さすがにマスターの 表情も引きつってくる
しかし、そこまで話終えたところで ケラウノスの様子が急に変わった
【ケラウノス】 それじゃあ こっちばっか好きみたいでさ…
【ケラウノス】 なんか寂しいじゃん…
マスターはそんなケラウノスの 様子を見ながら考えた
ケラウノスにも 心のどこかに好意を互いに通わせたい という気持ちがあるのかもしれない
それがこそが ナンパをする理由 なんじゃないだろうか
【ケラウノス】 マスター、どうしたの?
マスターは、自分も一緒に どうすればいいのかを考えてみると ケラウノスを励ました
【ケラウノス】 うん…
選択肢:
- 気の合う相手に出会うのが一番 → select_label_01へ
- もっと相手に想いを伝えてみよう → select_label_02へ
- 押してダメなら引いてみよう → select_label_03へ
うん…
select_label_01:
【ケラウノス】 どこにいけば会えるかな…
select_label_02:
【ケラウノス】 もっと直接伝えればいいの?
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【ケラウノス】 でも、待ってるだけじゃ なにもはじまらないよ
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そこで、マスターに ひとつの考えが浮かんだ
【ケラウノス】 え、なにかいい考えがあるの?
【ケラウノス】 …相手の気持ちを考えること? たしかに、今まで考えたことは なかったかも
【ケラウノス】 それで、どうすればいいの?
マスターはナンパをされる側の 気持ちも知ってみようと提案する
【ケラウノス】 そっか… 私、ナンパしてばっかりだったしね
【ケラウノス】 ナンパされる人の気持ちが わかってなかったのかもしれない
ナンパのしすぎも 良くないのかもしれないと マスターは指摘する
【ケラウノス】 ナンパのしすぎで 話しかけにくい雰囲気を 自分で作っちゃってるかも…か
【ケラウノス】 わかった 今度は私がナンパされるのを 待ってみる
【ケラウノス】 ありがとう、マスター 参考になったよ!
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