250051102 ヴァジュラ ほっといてくれ!
ヴァジュラとマスターは、 二人でサーフィンの 練習をしていた
コツが掴めたのか 徐々に波に乗れるように なってきたマスター
しかし…
【ヴァジュラ】 おっかしいなあ… どうしてあたしは上手く 波に乗れないんだ…?
【ヴァジュラ】 マスターと同じ練習してるのに なんでマスターはやれて、 あたしはできないんだよ?
そんなことを聞かれても、 むしろそれを知りたいのは マスターのほうだ…
【ヴァジュラ】 運動神経も反射神経もバランス感覚も マスターよりあたしのほうが 段違いに優れてるはずなのに…
【ヴァジュラ】 何度やっても 上手くいかないんだよなぁ… あー、イライラするぜ…
【ヴァジュラ】 …なんだよマスター、 その目は?
【ヴァジュラ】 なにか言いたいことが あるんなら、 遠慮せずに言えよ…
ふてくされたようなヴァジュラ そんな彼女を元気づけようと 言葉を考えるマスター
選択肢:
- 立ち上がるタイミングが早い? → select_label_01へ
- 力みすぎてるのかな… → select_label_02へ
- ヴァジュラなら出来るよ → select_label_03へ
ふてくされたようなヴァジュラ そんな彼女を元気づけようと 言葉を考えるマスター
select_label_01:
【ヴァジュラ】 そ、そんなことないだろ? マスターと同じようにやってるぜ? どこが違うんだよ…
select_label_02:
【ヴァジュラ】 …なんだよ、 あたしが緊張してるとでも 言うのかよ?
select_label_03:
【ヴァジュラ】 …なんか引っかかるな、 その言い方…
select_label_end:
【ヴァジュラ】 …………
ヴァジュラはむっつりと 黙り込んでしまった
ど、どうしよう… 困ってあわあわしてしまう マスター
【ヴァジュラ】 もういいよ… あたしのことはほっといて 一人でやっててくれよ…
マスターはそんなこと言わずに 一緒に頑張ろう、と手を差し出すが…
【ヴァジュラ】 ほっといてくれって 言ってるだろ!
【ヴァジュラ】 …あっ!
【ヴァジュラ】 …………
マスターは、なんとか ヴァジュラを元気づけようと 更に声をかけようとするのだが…
【ヴァジュラ】 もう…いいよ…っ!
ヴァジュラはマスターの 気遣いを振り払うように、 その場を走り去ってしまうのだった
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