250071104 ブリューナク 『海浜ビーチ帝国の誇り』
マスターとブリューナクは 異族の襲撃を警戒し また海に見回りに来ていた
【ブリューナク】 …………
今日も、ブリューナクは チラチラとマスターの腕を 気にしながらも、自制している様子だ
マスターが触ってもいいよ と言うが――
【ブリューナク】 …いや、警戒を怠らないためにも マスターの腕への接触は、き… 禁じて…いる…っ
そう話すが、こらえ難いのか 手がぷるぷるしている
ブリューナクはそんなに自分の腕が 好きなのか、と…照れくさいような おかしいような気持ちになる
二人が砂浜を見回りしながら 歩いていると――
今度はマスターが 砂に足を取られよろけてしまう
【ブリューナク】 …マスター!
ブリューナクが とっさに腕を掴んで引きあげ マスターは転ばずに済む
【ブリューナク】 …っ!
しかし、マスターの腕を 掴んだブリューナクは こらえきれなくなったようで…
【ブリューナク】 あぁ…!
ブリューナクはまたもや 腕をムニムニし始める
3分ほどムニムニしたのち… 彼女は名残惜しげに腕から 手を放し、キリっとした顔で…
【ブリューナク】 マスター 今日はこの程度にしておこうと思う
我慢しなくてもいいよ? マスターが言うと…
【ブリューナク】 いや… マスターの腕を堪能するためにも 自制が必要と気づいたのだ
【ブリューナク】 際限なく与え続けられることに 良いことはない
【ブリューナク】 また…触れない期間の 焦燥があるからこそ…
【ブリューナク】 また素晴らしい腕を 新たな気持ちで堪能できる…
【ブリューナク】 その意識の切り替えにより ブリューナクはまた 新たな力を手に入れたのだ
【ブリューナク】 『海浜ビーチ帝国の誇り』… とでも名付けておこう
【ブリューナク】 …では、自制の期間は完了 遠慮なく堪能させてもらう
【ブリューナク】 ふ…ふふふ…っ♪ これだ…この感触…
さっき触ったばっかりなのにね…
戦闘時のとてつもない強さと 腕への無邪気な執着のギャップ…
ブリューナクの可愛さに 思わず笑みがこぼれてしまう マスターであった
Next: 250081101