250251212 めぐみん めぐみんの安堵
次の日─
あの… きみになんかしちゃった…？
昨日の
【めぐみん】
自分の胸に聞いてみて下さい
…という言葉が気になり、 尋ねるマスター
【めぐみん】
…ふう
しかし彼女はプイとそっぽを向き、 答えてくれない
そんな彼女の視線の先には、 楽しそうな若い男女の姿が
そうか！ と気づくマスター
【めぐみん】
…？
どうしました…？
キル姫は戦うことを 宿命づけられた存在
【めぐみん】
なんですか、突然
違う世界から来たきみは、 その宿命に疑問を持っているんだね
【めぐみん】
…は？
なぜ、同じ年頃の女の子は 楽しそうに恋をしているのに、 私だけ…と
そうなんでしょ？ …と、 自信満々に尋ねるマスター
【めぐみん】
………
だが…
【めぐみん】
全ッ然、違います！
怒り気味に答える彼女
【めぐみん】
マスターはほんと、
鈍感な人ですね！
【めぐみん】
このまま黙っていたのでは、
一生答えに辿り着けなさそうなので、
教えてあげます
【めぐみん】
いいですか？
私が怒っているのはですね…！
と、言いかけたところで…
【めぐみん】
…！
【めぐみん】
これは…
何やら不穏な気配を 感じるめぐみん
【めぐみん】
マスター、あれを！
彼女が指さした先には、 ビーチに向かって侵攻している 数体の異族が
【めぐみん】
このままではビーチにいる人たちに
犠牲者が出てしまいます！
なんとしても止めないと！
【めぐみん】
で、ですが…！
【めぐみん】
爆裂魔法を撃てるのは１日１回…！
あんなに散らばっていては…！
【めぐみん】
しかし他の姫は皆、
どこかへ偵察に…
【めぐみん】
ど、どうすれば…！
焦る彼女
【異族】 グガガギャッ！
しかし異族は、 もうビーチの前まで迫っていた
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