250251214 めぐみん 『エクスバケーション』
あれから数日後─
ビーチに腰掛けている めぐみんとマスター
【めぐみん】 ……マスター
【めぐみん】 あの日はすみませんでした
【めぐみん】 くだらないことで… あ、いや、 くだらなくはないのですが
【めぐみん】 と、とにかく…!
【めぐみん】 怒って、すみませんでした
素直に頭を下げる彼女
【めぐみん】 お詫びも言えましたし、 それに…
【めぐみん】 今日はお礼も言いたくて…
照れ臭そうに顔を伏せて、 彼女が続ける
【めぐみん】 「いつも助けられている」
【めぐみん】 マスターにそう言われて…
【めぐみん】 正直、嬉しかったのです
【めぐみん】 私の爆裂魔法を 役立てて頂けるのなら…
【めぐみん】 こんなに嬉しいことはありません
【めぐみん】 だから、これからも…
【めぐみん】 マスターを助けさせてください
【めぐみん】 出来れば… ず、ずっと…
【めぐみん】 夏の太陽よりも熱い… 私の爆裂魔法で!!
キラキラした瞳で、 マスターを見るめぐみん
その心の変化が、彼女に新たなる魔法 『エクスバケーション』を 授けていた
【めぐみん】 …おや
しかし…
マスターは 目を奪われていた
そこにはアクシデントで 水着がはだけてしまった ビーチの若い女性
【めぐみん】 ………ふん
またキレモードに 戻ってしまった彼女
【めぐみん】 ダクネスやアクア、 それに隊にはナイスバディの姫が たくさんいますよね…
【めぐみん】 だからマスターはそういう フェチなのですか?
【めぐみん】 特大であればあるほどいい、 特大フェチなのですか?
冷たい視線を刺してくる彼女
い、今のしょうがないじゃない…! 別にやらしい意図はなくても…! と、焦って必死に弁解するマスター
【めぐみん】 …まあ
【めぐみん】 別に…どっちでもいいです
【めぐみん】 下手にウソを付いたりしない、 あなたのそういう素直なところが…
【めぐみん】 ………
え? なに? マスターが尋ねる
【めぐみん】 ……!い、いえ!
今、なんか言おうとしなかった?
【めぐみん】 別に!
【めぐみん】 でも… し、知りたいですか?
【めぐみん】 ふふ…そんなに気になるなら
【めぐみん】 答えは自分で見つけてみて下さい
【めぐみん】 これからも… 私はあなたの側にいますから
そう言って、 優しく微笑むめぐみんだった …知りたいですか? くすくす…」
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