250271212 パラシュ ビーナスの憂鬱
【フライシュッツ】
マスターくんが来る前にも何回か
さっきみたいな騒ぎがあって…
楽しい時間がメチャメチャになったの
フライシュッツは マスターとの間に距離を取り うつむき気味に小声で語った
【フライシュッツ】
おねーちゃんが、
みんなに混じって
ビーチボールとかするでしょ
【フライシュッツ】
…それで盛り上がってくると
狙いすましたように…
騒ぎが起こったんだよ～
【フライシュッツ】
楽しくなったおねーちゃんが
皆と仲良くしすぎたからだと思うの…
彼女にまつわる『魔弾の呪い』 戦いの中で、 大切な人を殺めてしまう呪い
その呪いが 違う形で作用していると 彼女は考えてしまっているようだ
【フライシュッツ】
だれかと仲良くすれば
それは、特別で大切な存在が
生まれるっていうことだよね…
【フライシュッツ】
どうしよう…
おねーちゃん、
みんなのこと大好きだから
【フライシュッツ】
大好きだから傷つけたくないし…
でも大好きだと
傷つけちゃうことになるし…
だからさっきは遠ざけようとしたの？ と、マスター
【フライシュッツ】
うん…
【フライシュッツ】
いきなりでビックリしちゃったよね
でも、騒ぎを起こさないためだから…
選択肢:
- それって辛くない？ → select_label_01へ
- 考えすぎじゃない？ → select_label_02へ
- そんなことより泳ごう！ → select_label_03へ
いきなりでビックリしちゃったよね でも、騒ぎを起こさないためだから…
select_label_01:
→ select_label_endへ うん…すごく…辛いよぉ…
select_label_02:
→ select_label_endへ そんなことないよぉ～ だって…
select_label_03:
→ select_label_endへ もぉ～！ 泳いでる場合じゃないよぉ～！
select_label_end:
【フライシュッツ】
何回も何回も…騒動が起きて
そのたびに、みんなの楽しい時間が
壊れちゃって…すごく嫌だよ～！
頭をぶんぶん振ったかと思うと 彼女は勢いよく立ち上がり…
【フライシュッツ】
…決めた！
おねーちゃん、今日は一人でいる！
近寄っちゃ、だめだからね！
彼女は更衣用の小さなテントに 駆け込むと そこに閉じこもってしまった…
そしてそんな彼女の想いとは まったくもって関係なく… 再び、騒動は起きた！
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