Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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252003031 限定クエスト サイコパス PSYCHO-PASS サイコパス 2 監視官の絆 PSYCHO-PASS サイコパス 2 -監視官の絆- 4 - 【EP3】頼れる仲間達 監察官の絆-3 監視官の絆-3

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5400111.png 【アルテミス】 では、新種の異族について 目撃情報のあった場所まで 行ってみます

5400111.png 【アルテミス】 あなた達は私が安全を確認するまで ここで待っていてください すぐに戻ります…

そういってアルテミスは すばやく森の奥へと消えていった

【六合塚弥生】 さすがキル姫ですね…

本当だね、あっという間に 見えなくなっちゃった と、マスターも感心する

【六合塚弥生】 …あの、ありがとうございました

そのお礼に心当たりのないマスターは なんのこと? と、弥生に聞き返す

【六合塚弥生】 あなたのおかげで 窮地を脱することができました 遅くなりましたが、そのお礼です

自分は必死に助けを求めただけだよ お礼ならアルテミスに言わないと… と、マスターはこたえる

【六合塚弥生】 もちろん、彼女にも感謝しています ですが、私を連れて逃げてくれたのも 助けを求めてくれたのもあなたです

【六合塚弥生】 あなたがいなければ、今頃は最悪な 結末を迎えていたかもしれません

だけど、弥生の傷は自分のせいだし… と、マスターは自分が足かせになった ことを思い出して、落ち込む

【六合塚弥生】 私は執行官です あなたを守ることも仕事ですから、 気にしないでください

でもやっぱり、役立たずなことに 変わりはないから… と、マスターはさらに落ち込んだ

【六合塚弥生】 はぁ… さっきの話を気にしてるんですね あれは謝ります、私が間違ってました

【六合塚弥生】 あなたのこと、見直しました あなたは戦えなくても頼れる存在です 自信を持ってください

マスターは弥生に励まされ、 少し元気を取り戻す

【六合塚弥生】 それに、アルテミスさんという 心強い味方ができたのも、 あなたのおかげですよ

彼女と利害が一致したのは ラッキーだったね と、マスターは弥生にいう

【六合塚弥生】 たとえ利害が一致していても、 信頼できない相手とは組めません あなたは信頼されているんですよ

【六合塚弥生】 こんなことになってわかりました 味方がいるって…いいですね

【六合塚弥生】 常守監視官や霜月監視官に対しては、 私も心のどこかで 頼りにしていたんだと思います

【六合塚弥生】 この世界でわかりあえるのは 同じ世界から来た仲間だけだと 思い込んでいたのかもしれません

自分もキル姫達も、もう君の仲間だよ 同じように頼りにしてもらいたい と、マスターは弥生に力説する

【六合塚弥生】 ふふ… そうですね、考えておきます

…そういえば、アルテミスは どうしたのかな、ちょっと遅いよね と、マスターが気づく

【六合塚弥生】 …嫌な予感がします 腕も動かせるまでは回復しました 私達も調査ポイントに向かいましょう

5400111.png 【アルテミス】 はっ!

マスター達が目的の場所に着くと アルテミスはひとりで 異族と戦っていた

大量の異族と新種の異族が混ざり、 さながら異族の巣のような状態に なっている

アルテミスはずいぶん前から 戦っていたようで、 息が上がっているのが見えた

5400111.png 【アルテミス】 ハァハァ… あなた達も来たのですね… 傷の具合は、もういいのですか?

【六合塚弥生】 薬の効果である程度は回復しました 私も一緒に戦います!

5400111.png 【アルテミス】 必要ありません… と、強がりたいところですが そうも言ってられませんね

【六合塚弥生】 ここの調査と討伐は私達の任務です ともに任務を遂行しましょう

【六合塚弥生】 私の背中をあなたに預けます あなたも私に背中を 預けてくれますか?

5400111.png 【アルテミス】 ふふっ… あなたもあのマスターの影響を 受けたようですね

5400111.png 【アルテミス】 さっきとは雰囲気が違います 今のあなたなら、 私の背中を預けられそうです

【六合塚弥生】 …では、お願いします! いきます!

マスターは今度こそ 邪魔をしないよう 気配を消して戦況を見守っていた

二人は連携して敵を次々に倒していく しかし、敵の数が多すぎた

体力を消耗したアルテミスと 傷を抱えた弥生は 次第に圧されていく

アルテミスが気を抜いた一瞬の スキをついて、異族が襲いかかる

【異族】 グギャァア!!

5400111.png 【アルテミス】 くっ! こんなところで…

【六合塚弥生】 アルテミスさんっ!

アルテミス! 間に合わないとわかっていても 弥生とマスターは駆け寄ろうとした

そのとき――

【常守朱】 …待ってください! 大丈夫です、ここにいてください

突然現れた朱が、 マスターの肩を掴んで引き止める

【霜月美佳】 標的確認! 執行します!

アルテミスに迫った異族は 美佳によって迅速に処理された

あっけにとられる弥生をかばうように 立ち位置を取り、 美佳は朱に声をかける

【霜月美佳】 先輩は援護をお願いします! ティルフィング、ロンギヌス! いくわよ!

5101411.png 【ティルフィング】 了解

5300141.png 【ロンギヌス】 はい

【常守朱】 了解! じゃ、私もあっちに行ってきます

【常守朱】 終わるまでここで 待っててくださいね

そういって、朱も戦いの中に 入っていった

【常守朱】 執行します! たぁっ!

5300141.png 【ロンギヌス】 数だけは多いようですが… 愚かで、憐れですね…

5101411.png 【ティルフィング】 強奪してあげるわ! やぁっ!

数だけで有利を保っていた異族達は 朱達の参戦によって態勢を崩し、 次々と倒れていった

5400111.png 【アルテミス】 覚悟ッ! やあっ!

【六合塚弥生】 執行します! てやっ!

アルテミスと弥生も力を取り戻し、 異族を討伐していく 戦況は一気にひっくり返ったのだった

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