277000323 海上編 ストーリー2019年7月 パラディーゾ幻想襲来篇Ⅱ 第3幕「相対する魔の王と天の神」 戦闘後
【フェイルノート】
アルマス…
お前の輝きでは、
私には到底及ばない…
【ティファレト】
アルマス…
その方を置いて去るのです
それとも、神の慈悲を受けますか？
【アルマス】
くぅっ…！
アルマスを助けなくちゃ！ と、飛び出しかけたマスターの腕を ヘレナが掴み、引き戻す
【ヘレナ】
ふふっ…
ヘレナ達の助けは、
不要だと思うよ…
【ティファレト】
アルマス…
私は、その目を知っています
私達に屈しない…それが答えですね？
【フェイルノート】
愚かね…
身の程を知りなさい！
フェイルノートの一撃が アルマスに迫る
しかし、その一撃は、突如現れた ガ・ジャルグによって防がれた
【アルマス】
ガ・ジャルグ！？
【ガ・ジャルグ】
あなた達の思い通りには
させないわ！
【フェイルノート】
ふん…
愚か者が一人増えたところで、
なにが変わるというの？
【ガ・ジャルグ】
ふんっ！
愚か者なら、そうでしょうね！
でも私は違う…至高の存在よ！
【ヘレナ】
ほら、先輩…
いまのうちだ、
アルマスを連れて逃げるぞ…
傷ついたアルマスをニールに乗せ、 ヘレナは小声でそう呼びかける
でも、ガ・ジャルグが！ とマスターが躊躇していると…
【ヘレナ】
先輩は優しいね…
ガ・ジャルグなら大丈夫だよ
彼女、結構強いし…
【ヘレナ】
先輩がここにいても、
足手まといになるだけだよ？
だから、ここは急いで逃げるんだ
マスターはヘレナの言葉に頷くと、 アルマス、ヘレナとともに 急いでその場から逃げ出した
Next: 277000331