277000431 海上編 ストーリー2019年7月 パラディーゾ幻想襲来篇Ⅲ 第4幕「小さな妖精の大きな勇気」 戦闘前
【ガ・ジャルグ】 あははっ! 私の輝きに見蕩れなさいっ!
回復したガ・ジャルグの活躍で、 異族の群れは無事に討伐された
アルマス達を追って、 マスター達もプールの奥へと進む
するとそこでは、 レーヴァテインとアルマスの 激しいつばぜり合いが展開されていた
【モラベガ】 もう、やめてよぉ! アルマスをいじめないでっ!
【アルマス】 レーヴァテイン! 話を聞いてってば!
【レーヴァテイン】 その気はないと いったはずよ!
二人の剣撃の合間を縫って、 ヘレナとソロモンも レーヴァテインに声をかける
【ヘレナ】 おーい、レーヴァ! ゴッドキラーズと戦うには、 マスターが必要なんだってば!
【ソロモン】 レーヴァテイン! もう一度、私から詳しく説明する! だから戦いをやめて!
【レーヴァテイン】 …………
レーヴァテインは二人の声が 聞こえていないかのように、 アルマスとの戦いを続ける
【モラベガ】 レーヴァテイン、やめてよっ! このままじゃ、 アルマスが倒れちゃうっ!
アルマスを心配するモラベガの声も レーヴァテインには届かなかった
【ガ・ジャルグ】 あの二人… 私の存在を無視して 戦いを続けるなんて…許せないわ!
槍を構えるガ・ジャルグを なだめつつ、マスターは モラベガに声をかける
二人を止めるために力を貸してほしい と、マスターは彼女にだけ こっそりと秘策を伝える
【モラベガ】 え…? 本当に、それでいいの?
戸惑うモラベガに、 マスターはうなずく
【モラベガ】 わかった! じゃあ、やってみるよっ!
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