277000481 海上編 ストーリー2019年7月 パラディーゾ幻想襲来篇Ⅲ 第9幕「妖精は魔の王を剋する」戦闘前
ガ・ジャルグ達がティファレトと 雌雄を決している頃―
【アルマス】 これが例の施設ね… この島に、こんなのがあるなんて 知らなかったわ…
【モラベガ】 私達も知らなかったよ! こっちは来たことないからねぇ
【アルマス】 マスターは、見覚えある? ラグーナ島に同じようなのがあるとか
島にはいろんな建造物があったが、 これはマスターも初めて見る
【アルマス】 今は特に変わった様子はないわね モラベガは何か感じる?
【モラベガ】 う〜ん… なんにも…
【フェイルノート】 ここは、かつて私達が神と戦い、 そして神を打ち倒した場所…
【フェイルノート】 お前達ごときが 立ち入れる場所ではない… 不敬だわ
【アルマス】 フェイルノートッ!
【フェイルノート】 ゴッドキラーズであり、 魔を統べる王である私が、 島を支配する…
【フェイルノート】 そのことになんの異論が あるというの? 私の存在に、感謝するがいいわ
君達が島を支配しようとする理由は、 みんなを守りたいからなんだろう? と、マスターは声をかける
【フェイルノート】 …………
ラグーナ島のキル姫達は 神を怖がっていないし、弱くもない 君が守る必要はないんだ、と続ける
【アルマス】 私達だって、前とは違う! カシウスは私達の力を認めたわよ!
【アルマス】 ティファレトも、ガ・ジャルグと ソロモン、ヘレナと戦っている… きっと私達が勝つわ!
【アルマス】 あとはフェイルノート…あなただけ! いい加減に目を覚ましなさい!
【フェイルノート】 ふんっ… 私に対して、その不遜な物言い… 許されるとでも?
【フェイルノート】 それに、お前の言葉に価値はない いいえ…お前に限らず、 誰の言葉も、もはや無意味よ
【フェイルノート】 その時は近いわ… 一刻の猶予も許されはしない…
【フェイルノート】 お前達には、 私の前に立ったことを 後悔させてあげましょう…
【フェイルノート】 さあ、私の前にひれ伏すがいいわっ!
強烈な威圧感が フェイルノートから放たれる
それに耐えつつ、マスターが アルマス達を見ると、彼女達は しっかりと頷いた
【アルマス】 絶対に、あなたは私が止める! そっちこそ覚悟しなさいっ!
【モラベガ】 私達だって、負けないんだからっ! アルマスの力になってみせるよっ!
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