277001253 海上編 ストーリー2018年7月 パラディーゾ再生篇Ⅲ 第4幕「当惑のエンシェント」戦闘後
二人は圧倒的な強さで 異族の群れを討伐し、 マスターの元に駆け寄る
【エルキュール】 マスター! ラグナロクが わかってくれました!
【ラグナロク】 エルキュールに教えられたの、 どんな時も希望を持つべきだって… 私もマスターを守れる方法を探すわ
晴れ晴れとした顔で話す二人を前に、 マスターの表情は曇っていた
【エルキュール】 マスター… どうしたんですか? 喜んでもらえると思ったのに…
【ラグナロク】 顔色も悪いようだし、 どこか具合が悪いんじゃない?
マスターは首を横に振って、 なんでもない、大丈夫だと答える
【ラグナロク】 なんでもないわけないでしょ? ほら、言ってみなさいって
ちょっと寝不足かも、と マスターは誤魔化し、 その場をやり過ごした
そこに彼女たち以外の エンシェントキラーズがやってきた
【ダモクレス】 マスター、生きてる? あれ…なんか元気ないね?
【ミネルヴァ】 マスター… 今日はもう休まれては?
【ラグナロク】 その前に、 私からみんなに話があるの…
【ラグナロク】 マスターを結晶体にしない方法を、 みんなと一緒に探したいなって…
【フライシュッツ】 わーい! おねーちゃん、嬉しい〜!
【スイハ】 本当によかったです…
エンシェント達が久々の再会を 喜びあって盛り上がるなか、 マスターはそっとその場を抜け出した
ブラックキラーズは ラグナロク達の合流に 驚いたようだが…
ミネルヴァが うまく間を 取り持ってくれたらしい
そして、森に潜んでいたスロウスも 隠れるのがめんどうになったと ブラックキラーズに合流していた
【スロウス】 一人だとご飯とかめんどくさいし… ま、そういうわけだから
その夜、マスターは寝床に潜って ミネルヴァから聞いた話について 考えていた
一晩やそこらでは出せない答えを 探して、あらゆる考えを巡らせるが、 最後には現実的な問題に突きあたる
堂々巡りを繰り返しているうちに、 気がつけば朝になっていた
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