277006033 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅰ 第3幕「ティファレトを探して」戦闘後
【ティルフィング】 いませんね…
【アルマス】 何かの間違いだわ…
【ティルフィング】 それにしても 本当に今日は 日差しが強いですね
【ティルフィング】 これだと、 日向ぼっこしていたら 暑さで倒れてしまいそうです
【アルマス】 うう… 砂が太陽に熱せられて 熱いわ
【アルマス】 裸足だと火傷しそう…
【ティルフィング】 少し日陰で休みましょうか マスターも辛そうですし
【アルマス】 そうね それがいいわ
【アルマス】 先に行ってて 何か冷たい物でも 買ってくるわ
日向ぼっこ 熱い砂 日陰
マスターの中で何かが 引っ掛かっている
【ティルフィング】 マスター? どうしたんですか?
そして、ティルフィングの顔を 見た時に全てが繋がる
ティルフィングと待ち合わせを する前にティファレトと 会話した内容を思い出した
ティルフィング、アルマス わかったよ! マスターが声を上げる
きっと、あそこにいるはずだ マスターが走り出す
【ティファレト】 あ、主様
やっぱりここにいたんだね そう言って微笑むマスター
最初にティファレトと話をした場所 ティルフィングと待ち合わせを していた場所だ
【ティファレト】 主様の言う通り、 この場所の砂は暖かくて 気持ちいいです
【ティファレト】 本当に日向ぼっこをしている みたいですね
【アルマス】 ティーファーレートー 探したわよ!
【ティファレト】 あら、アルマス? 私になにか用事ですか?
【アルマス】 ええ、もちろんよ ティファレトに 聞きたいことがあるのよ
【ティファレト】 聞きたいこと、ですか? なんでしょう?
【アルマス】 ティファレトが結んだっていう 特別な契約のことよ
【ティファレト】 特別な契約… 誓約のことですか?
【ティルフィング】 はい その、誓約のことを 詳しく教えて欲しいんです
【ティファレト】 誓約というのは 神であるミカエルに 私の生命力の半分を譲ることで
【ティファレト】 ミカエルに 本来の力を取り戻して もらう契約です
【ティファレト】 契約時には誓いを立てて 運命共同体になるんです
【ティファレト】 そのことでミカエルの加護を 受けることになり、 強大な力を得ることができました
【ティルフィング】 あの! その、誓約なんですけど、
【ティルフィング】 マスターとキル姫とで 結ぶことはできるんでしょうか?
【ティファレト】 マスターと…ですか?
【ティルフィング】 はい
【ティファレト】 ……わかりました 私が知っていることを 教えましょう
【ティファレト】 それは……
ティファレトがゆっくりと 口を開く
そして、驚くべきことが 語られるのであった
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