277006051 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅱ 第2幕「海を渡れ」戦闘前
【アルマス】 …異族を倒したはいいけど
【ティルフィング】 船が壊されてしまいました
【アルマス】 他に船ってなかったかしら?
【ティルフィング】 はい そもそも、あまりあの離れ小島には 行きませんから
【アルマス】 仕方ないわね 泳いでいくわよ
【ティルフィング】 あの… 私達は行けるかもしれませんが マスターが…
並外れた体力を有するキル姫であれば 可能な距離かもしれないが、 さすがにマスターには厳しい
足手まといでごめん、 と肩を落とすマスター
【アルマス】 ああ、そんなに落ち込まないで
【ティルフィング】 何か、別の方法を考えましょう
【盤古】 …どうした、リク? む…そ、そうだな…
【盤古】 …我なら、なんとかできるぞ
【アルマス】 え?ホント!?
【盤古】 う、うむ 我が海を割るから その間に島に行けばいい
【アルマス】 絶・凄いじゃない! やるわね、盤古
【盤古】 ふふっ… まあ、あの小島まで 割れるかもしれんが
【アルマス】 あー、それだと 絶・意味ないわ
【アルマス】 下手したら島にいる フェイルノートも 真っ二つになっちゃうわ
【ティルフィング】 怖いこと言わないでください
【アルマス】 盤古、加減できたりしないの?
【盤古】 ふむ…難しいな… 加減し過ぎると 通ってる間に海が戻ってしまうぞ
【ティルフィング】 そうなると、 海に飲み込まれてしまいますね
【アルマス】 他の方法を探すしか なさそうね
そこで、マスターが あることを思いつく
無いなら、作ったらどうかな? と提案するマスター
【ティルフィング】 船を、ですか? ですが、素人が作った船で行くのは かなり危険だと思います
【アルマス】 そうね
あっさりと却下されて 落ち込むマスター だが、そんな時だった
【ネス】 いけません、ダモクレス! そんなに動いたら 水着がズレちゃいますよ!
【ダモクレス】 愛さえあれば、 問題ない!
【ネス】 大ありです!
そこには海で遊ぶ ネスとダモクレスの姿が あった
【アルマス】 …楽しそうね
だが、マスターは ネスとダモクレスが遊ぶ姿を 見て、あることを思いつく
そして、マスターは ダモクレス達の元へと 走った
【ダモクレス】 え? 浮き輪を貸して欲しい?
ダメかな? ダモクレスの持つ浮き輪を 借りられないか交渉するマスター
【アルマス】 考えたわね、マスター
【ティルフィング】 確かに、浮き輪があれば 溺れずに小島まで 行けそうですね
【ダモクレス】 いいよ! マスターの頼みなら、 貸してあげるよ!
マスターはダモクレスから 浮き輪を借りることに成功する
【アルマス】 それじゃ、行くわよ!
マスター達は海へと入って行く だが……
【異族】 ギィイイイ
【アルマス】 ああ、もう! こんな時に!
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