277006071 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅲ 第1幕「ある条件」戦闘前
青い海に浮かぶ常夏の島、 ラグーナ島
その島ではキル姫達が 外敵から島を守る使命を持ち 日々戦い続ける
マスターとティルフィングが 島の見回りをしている中、 ふと、ある話題があがる
それはマスターとキル姫が結ぶ 特殊な契約という話だった
その契約を結んでみたいという ティルフィングに、マスターは やってみようと言う
情報を集め、神と契約したという ティファレトをたずねると、 フェイルノートが詳しいと教えられる
契約に必要な 『誓詞印紙』を得るためにも
離れ小島にいるフェイルノートに 会わなくてはならないらしい
さまざまな困難を乗り超えて 島にたどり着いたマスター達は、 フェイルノートを探すことに――
【アルマス】 さてと、 フェイルノートを探しに行くわよ
【ティルフィング】 アルマスさんは、 フェイルノートさんの居場所に 心当たりがあるんですか?
【アルマス】 まったくないけど 小さい島だし… なんとかなるわよ!
【イージス】 そもそも、この島には どんな用向きがあるのだ?
【アルマス】 そっか、イージスと盤古には 説明してなかったわね
【盤古】 む…
【ティルフィング】 特別な契約について教えてもらうため フェイルノートさんを探してるんです
【イージス】 特別な契約? それはどんな契約だ?
【アルマス】 ティファレトとカシウスは 神と契約して力をもらうって 言ってたわ
【イージス】 なるほどな… それで、誰が神と契約するんだ? アルマスか?
【ティルフィング】 あ、違います 私がマスターと…
【イージス】 隊長…と? え!? 隊長って神だったの!?
まさか、そんなわけないよ! と、マスターは慌てて否定する
【盤古】 え?うん…うん そうだな、リク… 神にしては威厳が…足りないな…
【アルマス】 あはは! マスターが神様だなんて、 絶・ありえないわ!
【ティルフィング】 言い伝えによると、マスターと キル姫の共鳴を高めることで 結べる契約があるらしいんです
【ティルフィング】 ティファレトさんがいうには、 神と契約する方法で 同じようにできるかもしれないと…
【イージス】 ほう… その契約に興味が湧いてきたぞ よし、私も一緒に行くとしよう!
【アルマス】 え?
【ティルフィング】 え!?
【盤古】 …………
【フェイルノート】 ちょっと! さっきからうるさいわね! 騒ぐならこの島から出ていきなさい!
【アルマス】 フェイルノート! 見つけたわよ!
【フェイルノート】 あら、アルマスじゃない それにお前様まで… この私にどんな用件かしら?
【ティルフィング】 フェイルノートさんも 特別な契約を終えたんですね
【フェイルノート】 …なぜお前がそれを知っているの?
【アルマス】 ティファレトから聞いたのよ でね、あなたの持っている 『誓詞印紙』を分けてもらえない?
【フェイルノート】 ティファレトったら、 そんなことまで話したの?
【ティルフィング】 あの、私がマスターと契約を 結べないかって相談したんです
【フェイルノート】 なんでそんなことを?
【ティルフィング】 もしそれが本当なら マスターを守りたいという 私の願いと一致します
【ティルフィング】 それと…
【フェイルノート】 ふぅん、はっきりしないわね… まあティルフィングならいいわ 試してみる価値はあるかも…
【ティルフィング】 では、いただけるんですか?
【フェイルノート】 ええ、いいわ 分けてあげる ただし条件があるわ
【アルマス】 条件?
【フェイルノート】 そんなに難しいことではないわ この島に眠る宝に通じる道を 切り開いてほしいのよ
【ティルフィング】 この島に財宝が眠っているのですか? そんな噂、聞いたことが ないのですが…
【フェイルノート】 ふふふ 甘いわね
【フェイルノート】 今でも島に残っている、 様々な施設があるでしょ?
【フェイルノート】 あれはラグーナ島に かつては高度な文明が 存在していた証なの
【フェイルノート】 私が欲しいのは その文明が使っていたとされる 通信機よ
【アルマス】 でも、フェイルノートは 力を得たはずなのに なんで自分でやらないの?
【フェイルノート】 やれない理由があるのよ そうじゃないと『誓詞印紙』を 使って交渉なんてしないわ
【アルマス】 理由ってなに?
【フェイルノート】 その場所に向かいながら 説明してあげるわ でも、その前に…
【異族】 グギギギギ!!
【フェイルノート】 邪魔者は消しておきましょうか?
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