277006081 海上編 ストーリー2021年7月 サマーメモリー・プレッジ篇Ⅲ 第2幕「道を切り開け!」戦闘前
【フェイルノート】 それじゃ行くわよ お前達、ついていらっしゃい
【ティルフィング】 あっという間の戦いでしたね… フェイルノートさんって とっても強いんですね!
マスターもティルフィングに同意し、 フェイルノートの強さを褒める
【フェイルノート】 ふふっ… あれじゃ準備運動にもならないわ
【アルマス】 それで? 自分じゃできない理由を 教えてくれない?
【フェイルノート】 相変わらずアルマスは せっかちね いいから、黙ってついてきなさい
【アルマス】 …私達に危険なこと させようって魂胆じゃ ないでしょうね?
フェイルノートは無茶な条件を 出したりしないから大丈夫だよ と、マスターはアルマスに微笑む
【フェイルノート】 ふふ…さすがお前様ね アルマスにもその素直さを 見習ってほしいものだわ
【アルマス】 な、なんですって? あなたにそんなこと言われるなんて 絶・不愉快なんだけど!
【フェイルノート】 ふんっ… 本当のことだもの そうでしょ、お前様?
【アルマス】 マスター! どうなのよ!?
2人に詰め寄られて困っている マスターをみかねて、 ティルフィングが助け舟を出す
【ティルフィング】 まあまあ… 2人とも落ち着いてください 洞窟まで、あとどれくらいですか?
【フェイルノート】 もう間もなく見えてくるわ… ほら、あれよ
フェイルノートが指差した先には 大きな岩があるだけで、 洞窟など見当たらなかった
【アルマス】 洞窟なんてないじゃない… 場所を間違えてるんじゃないの?
【フェイルノート】 この岩の向こうに 洞窟の入り口があるの
【フェイルノート】 だからこの岩をなんとかしてくれる? 洞窟さえ無事なら手段は問わないわ
【ティルフィング】 あの…確かに大きな岩ですが、 フェイルノートさんなら 壊せるんじゃないですか?
【フェイルノート】 まぁね… 私もそのためにルシファーと 誓約を結んだのだけど…
【フェイルノート】 まだこの力に慣れていないから 加減が難しいの 適当にやると島ごと破壊しかねないわ
【ティルフィング】 そ、それは困ります! マスター、私達でなんとかしましょう
じゃあどうしようか、とマスター
【アルマス】 私やティルフィングの剣では無理ね イージスの盾も防御がメインだし…
【盤古】 今度こそ、我が…なんとかする
【アルマス】 そうね、盤古が適任かも!
盤古、大丈夫? 洞窟ごと真っ二つにならない? と、マスターは心配して声をかける
【盤古】 う、うむ… 大丈夫だ 今度は空間ではなく物体だからな
【盤古】 それにさっき泳いで 体力が消耗してるし
【アルマス】 泳いだっていうか 溺れかけてたけどね
【ティルフィング】 で、ですが 最後の方は形になっていましたよ…!
【盤古】 始めは弱めに打つ… 様子を見ながら、何度かやる…つもり 加減してやるから、心配…ない
【アルマス】 盤古ならできるわよ! がんばってね!
【盤古】 ふむ… では… 少し、肩慣らしだ…
【異族】 グギャギャ!
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