28000020 海上編 ストーリー10月 パラディーゾ建国篇 第2幕「突撃のビーチ」戦闘前
ジャングル連合国境付近 海浜ビーチ帝国軍本陣にて――
ついに戦が始まった… アスクレピオスの助言通り、 ジャングル連合の奥地を 目指すことにしたけれど… 本当にこれで正しかったの…? ここまで来て 急に弱気にならないでよ! 皇帝らしくドンと構えてて! グリモワール…ありがとう… そうね、私が堂々としてないと 士気に関わるわ 先陣のブリューナク隊から伝令だよ ブリューナクから? 話して下さい 国境の砦で敵軍と交戦中、 ジャングル連合の盟主から 皇帝陛下との会合を求められたそうだ これがその書状だよ わたくしの見立てだと、 これは本物だね ありがとう… 連合盟主ムラマサが 私に折り入って話したいこと…? 降参してくれるって話じゃ… ないわよね そんな虫の良い展開が あるわけないだろう 君は実に無知だな もおおお~!? そこまで言うことないでしょ! グリモワール、落ち着いて 連合盟主との会合、受けましょう では、そのように―― ボクは反対だよ、陛下 パラシュ、聞いていたんですか? 以前も言ったよね ボクは理想を同じくするからこそ 皇帝陛下に従っているんだって 君が理想を追い求めるのを やめるというなら、 ボクは君に従う理由がない 一度、戦うと決めたのなら、 最後まで貫き通してもらいたいな ジャングル連合と 話し合う余地なんてないよ 今すぐ全軍をもって攻め込むんだ …あなたの気持ちも分かるけれど、 話し合いの余地はまだあると 私は考えて―― そんな悠長なことを言っていたら この島は滅ぶんだよ! パラシュ…? そうだよ…ボクは… ボクはこの島を守らないとっ…! 今度こそっ…ボクは…! パラシュ!? 陛下、パラシュのことより 連合盟主に対する返事が先だよ しょうがないわね~ あっちはワタシが見てきてあげるから 陛下は皇帝の仕事をしてなさい! 大変よ、陛下! パラシュが自分の隊を率いて 勝手に突撃したわっ ブリューナクの言うことも聞かないで 砦を単独突破しちゃったみたい… く…!会合を求める連合に対し、 不意打ちを仕掛ける形に なってしまいました… 仕方ありませんっ…! このまま一斉攻撃をしかけます
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