Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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28002031 海上編 ストーリー2018年7月 パラディーゾ再生篇Ⅰ 第8幕「共鳴のエンシェント」戦闘前

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【グリード】 島の危機、ですか? 私達には関係ありません

【グリード】 神々が異族を送り込むのは 想定外ですが、それも任務達成後に 報告するだけのこと

【グリード】 あなたたちに協力する必要は ありません

【ラスト】 グリードの言う通りです あなたに協力したところで 私達が得られるものはありません

【ラスト】 マスターも私達の手中にあります 心を掴み、任務を達成するのも 時間の問題でしょう

【グラトニー】 …………

【???】 …ちゃ〜ん!

【グリード】 この声はっ!

2302511.png 【ミネルヴァ】 来てしまいましたか…

【ラスト】 何が来るのですか?

【グラトニー】 あれは…!

2502711.png 【フライシュッツ】 やっと見つけたー! ミネルヴァちゃ〜〜ん! あー、マスターくんも!

2302511.png 【ミネルヴァ】 うっ!

フライシュッツに全力で抱きしめられ マスターも一瞬息が止まる が、ターゲットはすぐに次へと移った

2502711.png 【フライシュッツ】 グリードちゃんも グラトニーちゃんも、 みんなここにいたんだね〜

2502711.png 【フライシュッツ】 おねーちゃん寂しかったよ〜! ハグだよ、ハグ~!

【グリード】 きゃっ!

【グラトニー】 ひっ!

【ラスト】 えっ! 私は初対面ですから、離してください!

2502711.png 【フライシュッツ】 いいの! これは、はじめましての “ハグ”だよ〜!

【グラトニー】 ラストでもあの大きさには 対抗できなかったか… 圧倒的だな…

2502711.png 【フライシュッツ】 あなたはラストちゃんっていうの? フライシュッツだよ〜 仲良くしてね!

2302511.png 【ミネルヴァ】 すみません、フライシュッツが ご迷惑をおかけしました

2302511.png 【ミネルヴァ】 今日のところは引き上げます 今、あなた方からマスターを 助けるには人数が足りません

2302511.png 【ミネルヴァ】 話の続きは、また日を改めて…

2302511.png 【ミネルヴァ】 それでは失礼します フライシュッツ、行きましょう

2502711.png 【フライシュッツ】 え~!? もう行くの~? みんなと仲良くしたいのに…

2302511.png 【ミネルヴァ】 まだ、調査が終っていませんから 力を貸してください

2502711.png 【フライシュッツ】 む~、仕方ないな~ みんな、またね〜

そう言って、 二人はまるで嵐のように その場を去ってしまった

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2502711.png 【フライシュッツ】 ねぇ、ミネルヴァちゃん あの子たち、あたしたちと 仲良くしてくれるかなぁ?

2302511.png 【ミネルヴァ】 何を言っているんですか?

2302511.png 【ミネルヴァ】 ブラックキラーズはマスターを ひいては島を支配するために 侵入しているのでしょう?

2502711.png 【フライシュッツ】 でもでも~ きっと仲良くできると思うんだ

2302511.png 【ミネルヴァ】 はあ…相変わらずですね ですが、協力を願い出ましたが、 あっさり断られてしまいました

2302511.png 【ミネルヴァ】 異族の調査とマスターの救出、 この両方をこなすには どう考えても人出が足りませんね

2502711.png 【フライシュッツ】 そっかぁ… でも、ちゃんと話せば あの子たちもわかってくれるよ〜

2302511.png 【ミネルヴァ】 そうですね 明日また、彼女達のところへ 行ってみましょう

2502711.png 【フライシュッツ】 うん! おねーちゃんも、がんばるからね!

2302511.png 【ミネルヴァ】 ふふっ、頼もしいですね さあ、今日はもう休みましょう

2502711.png 【フライシュッツ】 …あれ〜?

2502711.png 【フライシュッツ】 ねぇねぇ、ミネルヴァちゃん あそこにいるの、 もしかしてグラトニーちゃんかな?

2302511.png 【ミネルヴァ】 そうみたいですね なにかあったのでしょうか

2302511.png 【ミネルヴァ】 マスターもいない… ということは一人で 来ているのでしょう

2302511.png 【ミネルヴァ】 私が行ってきます フライシュッツは ここにいてください

2502711.png 【フライシュッツ】 はーい

2302511.png 【ミネルヴァ】 こんばんは、グラトニーさん 夜中にどうされたんですか?

【グラトニー】 やあ、きっとキミが来ると思ったよ あのさ、ボクはキミとなら 手を組んでもいいよ?

2302511.png 【ミネルヴァ】 私と、ですか? 差し支えなければ その理由をお教えいただけますか?

【グラトニー】 きみも悩んでいるのだろう? あんなに大きいのと一緒では、 自分にないものを自覚せざるをえない

2302511.png 【ミネルヴァ】 たしかにフライシュッツは 大きいですが… 悩みとは?

【グラトニー】 隠さなくてもいいよ ボクとキミは似たような体型だろう? 圧倒的にボリュームが足りないことさ

2302511.png 【ミネルヴァ】 ああ、なるほど… そういうことですか

2302511.png 【ミネルヴァ】 私は別に気にしてませんが…

2302511.png 【ミネルヴァ】 ですが、せっかく協力してくれると いうのだから、その誤解は解かずに おくのが上策ですね…

2302511.png 【ミネルヴァ】 それではグラトニーさん、 よろしくお願いします

【グラトニー】 ああ、交渉成立だね

握手をかわそうとした瞬間―

ふたりの同盟を阻むように 矢が放たれる

【グラトニー】 くっ…! 誰だい!

【ラスト】 ひとりで出かけるのを見たので 後をつけてみれば… 勝手なことを!

【ラスト】 その子と手を組むということは、 私達を裏切るというのですね? 許しませんよ…覚悟しなさい!

【グラトニー】 ラストか… あれは話ができる状態じゃないな 仕方ない、君も準備はいいかい?

2302511.png 【ミネルヴァ】 ええ、もちろんです

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