290203010 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第2章 エデンクライシス-覚醒- 第3話 もう一度出会うために-1
ユグドラシル直近の町にまで 辿り着いたアルマス達
しかし、ラグナロク教会の勢力下に あった町は、モニカ・ワーズワース という中奏官に支配されていた
彼女はロンギヌスの代わりに選定を 行い、アルマス達も牢獄に入れる
ミネルヴァの助けによって脱獄した アルマス達は町の奏官達とともに モニカ打倒に動く
相手の隙を突き、ロンギヌスと 対峙するラグナロク
だが、そこで明かされた真実は 意外なものだった
モニカは失墜し、ロンギヌスは 町を去る
そして蜂起した人々は 半ば暴徒と化してしまった
戸惑うアルマス達の下に ダーインスレイヴの伝言が もたらされる
ユグドラシルに急ぐよう求める 内容に切迫したものを感じ取った アルマス達は
一路、ユグドラシルを目指す
天上世界崩壊まで、 残り――
【アルマス】 ふもとは近いわ! あと一息よっ
【ラグナロク】 油断しないで 恐らく誰かがユグドラシルを 守っているはずよ
【ミネルヴァ】 私も同意見です ここからニケに斥候を――
【ブリューナク】 ユグドラシルを守っているのは レーヴァテイン一人だ
【ミネルヴァ】 わっ? 何ですか、いきなり…
【アルマス】 斥候に行ってくれたのよ ありがとう、ブリューナク
【ブリューナク】 他に敵影は発見できなかったが 近づけば異族が出てくることは 間違いないだろう
【ブリューナク】 ブリューナクは作戦会議の必要性を 主張する
【アルマス】 そうね 闇雲に突っ込んでも――
【グラーシーザ】 いっくぞぉ!!
【ラグナロク】 えっ…? 今のって…
【グラーシーザ】 レーヴァテイン! きょうこそせいぎをしめしてやる!
【レーヴァテイン】 また来たの… いい加減、やめてくれない…
【グラーシーザ】 うぐぅっ…! あたしのせいぎがとどかぬとは
【レーヴァテイン】 はぁ… いくらやっても無駄だよ…
【レーヴァテイン】 ここはティルフィングに 頼まれてるからね… 絶対に奪わせたりしない
【グラーシーザ】 ぬう… おまえにもしんねんがあるのだな それはちょうじょう!
【グラーシーザ】 だが! あたしもせいぎをつらぬくと きめているのだっ
【グラーシーザ】 ちっていったラグナロクたちの ためにも、あたしがせいぎの なのもとにせいばいする!
【レーヴァテイン】 やれっていうなら、やるけど…
【レーヴァテイン】 うっとうしい…
【スイハ】 射抜きます!
【レーヴァテイン】 仲間…? 面倒くさいなあ…
【フライシュッツ】 グラーシーザちゃん、 こっち、こっち~!
【グラーシーザ】 えぇっ? フライシュッツ、いきていたのか
【ラグナロク】 ここは退いて! 異族が出てくる前にっ
【グラーシーザ】 ラグナロクまでっ うむ、ではひくとしよう
【レーヴァテイン】 ふぅん… ここまで来たんだ…
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