290203043 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第2章 エデンクライシス-覚醒- 第３話 もう一度出会うために-4 戦闘後
【ティルフィング】
やはり厄介ですね…
【アルマス】 どうしたの、ティルフィング！ 剣筋が鈍ってるわよ！
【ティルフィング】
先程の意趣返しですか？
アナタは…アナタの中にある
バイブスは本当に危険です…
【ティルフィング】
散らせるしかないのでしょうね…
【レーヴァテイン】 ティルフィング… 私がやるから…
【ティルフィング】
レーヴァテイン…
珍しいですね
アナタが自ら動くなんて
【レーヴァテイン】 たまにはね…
【アルマス】 どっちが相手でも構わないわよ！ 何だったら二人がかりでも やってやるんだから！
【レーヴァテイン】 …私の家族に手を出したら、 楽には死なせないよ
【ケラウノス】
ちょっとごめんね～
アルマス、ラグナロク、
ここは一旦退いた方が良いね～
【アルマス】 はぁ！？ あと少しなのよ！
【アルマス】 あなた達だって そのために来たんでしょっ
【ケラウノス】
あれ～？
説明しないと分かんないかな～
そっか～
【ケラウノス】
どっちにしろ、
このままじゃユグドラシルには
届かない
【ラグナロク】
分かった…
あなたの指揮に従うわ
【アルマス】 ラグナロクまでっ
【レーヴァテイン】 はぁ…どうするの？ やるの？やらないの？
【アルマス】 ううっ… 勝負は預けておくわっ
【ティルフィング】
懸命な判断です
…できれば最後のときまで
静かにしていて下さい
【ラグナロク】
…ユグドラシルは必ず
取り戻すわ
【デオン】 よくぞ無事、戻ったのである！
【ケラウノス】
いや～
私にかかれば楽勝だよね～
【アルマス】 退却しただけなのに、 偉そうにしないでよ…
【デオン】 ラグナロク殿達も 無事で何よりである
【ラグナロク】
デュカキス大奏官、
来てくれてありがとう
【デオン】 天上世界の危機である 当然のことである！
【アルマス】 助けに来てくれたんなら、 どうしてあのまま 押し切らなかったのよ！
【ケラウノス】
それはあっちの様子を見てから
言って欲しいな～
【アルマス】 あっちって…
【アスクレピオス】
さっさと傷を見せなさい！
まったく…無茶しすぎよ！
【ネス】
あううっ…
皆さん順番に治療しますから…
【テュルソス】
お酒は百薬の長って言うでしょ
ほら、大丈夫だからね
【アルマス】 そんなっ…
【ケラウノス】
インテグラルキラーズだけじゃなくて
異族の大群もいたからね～
【ケラウノス】
みんなずっと戦い続けてたんだよ
かなり消耗していた
【ケラウノス】
あのまま続けていたら、
最悪、全滅だったね
【アルマス】 私…周りが見えてなかったのね…
【ラグナロク】
私も迂闊だった…
あと少しと気ばかり逸って
【ダーインスレイヴ】
それについてはわたしにも非がある
おぬし達を利用したあげく、
ハリーの身も守ってもらった…
【ハリー】 ごめんなさい… 僕のせいで…
【ケラウノス】
ええ～っ？
可愛い男の子とか、
困るな～♪
【ダーインスレイヴ】
わたしのマスターに
近づかないでもらおうか
【ケラウノス】
ダーインスレイヴ、男前！
そういうのもいいよね！
【アルマス】 真面目な空気が台無しよ…
【ラグナロク】
ハリー…聞かせて
あなたはどうしてユグドラシルに
触れようとしていたの？
【ハリー】 あ…それは…
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