290203110 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第2章 エデンクライシス-覚醒- 第3話 もう一度出会うために-11
【ラグナロク】 ハッ…! 今のは…夢っ…? でも…あまりに生々しい…
【ハリー】 お帰りなさい、ラグナロク 可能性の世界線を旅してきた 感想はいかがですか?
【ラグナロク】 ハリー… 私は…選択したんじゃなかったの?
【ハリー】 もちろん選択しましたよ その選択によってもたらされる 可能性を体験したんです
【ハリー】 アルマスを助けたなら、 あのような世界線へと進みます
【ラグナロク】 アルマスを犠牲にしたら…?
【ハリー】 そちらも体験しますか?
【ラグナロク】 …いえ、いいわ
【ハリー】 ラグナロクの意思を確認 最終プロセス3に移行します
【ハリー】 では、改めて選択して下さい これが最後です 後戻りはできません
【ハリー】 あなたには二つの選択肢があります アルマスを犠牲にするのか、 助けるのか
【ハリー】 選んで下さい
【ラグナロク】 私は…
select_label_loop:
選択肢:
- アルマスを犠牲にする → select_label_01へ
- アルマスを助ける → select_label_02へ
- アルマスにバイブスを渡す → select_label_03へ
私は…
select_label_01:
【ラグナロク】 私の答えは決まっている…
select_label_02:
【ラグナロク】 私の答えは決まっている…
select_label_03:
【ラグナロク】 私の答えは決まっている…
select_label_end:
【ラグナロク】 アルマスに…バイブスを全て渡すわ!
【ハリー】 コードエラー 選択肢以外の返答を受けました
【ハリー】 あなたのバイブスはすでにアルマス へと移っていますよ
【ラグナロク】 いいえ ようやく分かったの… 私がどうして戦う力を失っていたのか
【ラグナロク】 私はアルマスと“繋がって”いる ことで、バイブスを失っているのに 同時に有している状態でもあった
【ラグナロク】 それは「ラグナロク」という存在を 維持するのには有効だったけれど、 キル姫としては中途半端
【ラグナロク】 結局、私はマスターでもキル姫でも ないどっちつかずの存在になって いたのよ
【ハリー】 理解しました では、アルマスとの共鳴を断つの ですね?
【ラグナロク】 いいえ、アルマスとの共鳴は… “繋がり”は決して断たない
【ハリー】 それでは、このままアルマスを 犠牲にする道を選ぶのですね?
【ラグナロク】 それも違うわ 私はバイブスを全てアルマスに 渡してキル姫になるの!
【ラグナロク】 「ラグナロク」という存在には 拘らないわ 別の存在になろうとも…
【ラグナロク】 キル姫として、マスターである アルマスの剣になる そして彼女を助けてみせる!
【ラグナロク】 もちろん天上世界も救うわ! アルマスを助けて インテグラルキラーズにも勝つ
【ラグナロク】 それが私の選択よ!
【ハリー】 …コードエラー その選択による世界線は 存在しません
【ハリー】 可能性は0%です
【ラグナロク】 構わない たとえ0%でも…
【ラグナロク】 その先に新たな世界線を 見出してみせる!
【ハリー】 …………
【ハリー】 …シークレットコード確認 最終プロセス99へと移行します
【ラグナロク】 ハリー?
【ハリー】 プログラム:イミテイト 全行程オールクリア
【ハリー】 ラグナロク、あなたに新たな 可能性の鍵を贈ります
【ハリー】 どうか…0%からでも希望を 見出して下さい ――――からの伝言です
【ラグナロク】 えっ…? 誰からの伝言…
【ティルフィング】 純潔なる彩りよ…咲き誇れ
【ラグナロク】 白き意志は、誰にも砕けはしない!
【ティルフィング】 どうして…! 私の攻撃を弾き返すなんて…
【ティルフィング】 ラグナロク…力を取り戻したのですね
【ラグナロク】 もうあなた達の思い通りにはさせない さあ、みんな! この御旗に集え!
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