290301021 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第3章 地上の脅威-リバイヴ- 第1話 異形の浸食-2 戦闘前
数日前――
【シユウ】 うがあああぁぁ!
【スラーンド】 くらいなぁっ!
【ヴァング】 いいぜ、シユウ! そのまま叩き潰せぇっ!
【ジーベン】 はっ その程度で僕のスラーンドに勝てる わけないだろう
【ジーベン】 猪と香車の合いの子は 直進しか知らないから困るね
【ヴァング】 相変わらず意味の分かんねぇこと 言ってんな、ジーベン
【ジーベン】 はぁ? 僕の高尚な比喩表現を理解できない お前の方がおかしいんだ!
【ジーベン】 この周回遅れファッションリーダーめ
【ヴァング】 だから、その喩えが意味分かんねぇ って言ってんだろうが!
【ジーベン】 このっ! スラーンド! 早くそいつを黙らせろ!
【スラーンド】 任せといて! あたしの偉大なる強さ、 見せてやろう!
【シユウ】 うがあああぁぁ! シユウもほんきをだすぞ!
【カミト】 すごいな…どっちも…
【アスカロン】 マスター、あまり顔を出すと 危険です 周辺監視は私に任せて下さい!
【カミト】 あ、うん ごめん…
【カミト】 でも、どっちもすごいから… 兄貴もジーベンも、あんな近くで 指揮してて…
【アスカロン】 そうですね シユウもスラーンドもあんなに 強いなんて羨ましい…
【アスカロン】 あ、その、何でもないですよ! 私もマスターのお役に立てるよう 頑張りますっ
【カミト】 あ、ありがとう でも…僕には何も…
【シユウ】 おろかものめっ!
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