290301100 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第3章 地上の脅威-リバイヴ- 第1話 異形の浸食-10
【ヴァング】 …どうなってんだ、こりゃ?
【シユウ】 うがあああぁぁ! だれもいないぞ!
【シユウ】 でも、ちのにおいがする! ますた~、ここでだれかが たたかってたんだ!
【ヴァング】 そうみてぇだな… ちっ…どうなってんだ?
【ヴァング】 まさか、昨日の連中がジーベンを 襲ったのか?
【カミト】 兄貴…ジーベンは? スラーンドの姿も見当たらないよ…
【ヴァング】 ちっ… こういうのは苦手なんだがな 少し調べてみるか
【ヴァング】 カミト、部屋ん中はお前に任せる オレはシユウと辺りを 見て回ってくるぜ
【カミト】 分かったよ 気をつけてね、兄貴…
【ヴァング】 お前もな なーんか嫌な感じがするぜ…
【シユウ】 うがあああぁぁ! ますた~、ちのにおいは あっちにつづいてるぞ
【カミト】 ええと…まず何をすれば…
選択肢:
- 室内を物色する → select_label_01へ
- 窓の外を見る → select_label_02へ
- キル姫と話す → select_label_03へ
ええと…まず何をすれば…
select_label_01:
【アスカロン】 壁にも床にも傷跡が残っています スラーンドのものではないような…
select_label_02:
【カミト】 良い天気だな…
select_label_03:
【グリモワール】 どうしたいかは自分で決めなさいよ! 怒りの炎に焼かれたいのっ?
select_label_end:
【カミト】 他の部屋も見てみようかな…
【カミト】 こっちは何が…なっ!
【グリダヴォル】 おや… 何だ、生きている人間か
【アスカロン】 グリダヴォル!? どうして、あなたがこんなところに いるんですか!
【グリダヴォル】 そんなに身構えなくてもいいよ 私はただ、死者の声を聞いて… ああ、うん…そうだ
【カミト】 虚空を見つめて… 何を言っているの…?
【グリダヴォル】 ロズと話していたんだよ 君には見えないだろうけどね
【アスカロン】 マスター グリダヴォルは 死者と話すことができるんです
【グリモワール】 死者と話すなんて死に対する冒涜よ!
【グリダヴォル】 グリモワールもいるのか 君だって私と大差ないだろ
【グリダヴォル】 それはそれとして、 私は失礼するよ ここに死者はいない…
【グリダヴォル】 変な気配を感じたから 来てみたんだけど… 当てが外れたなあ…
【カミト】 ま、待って! あの…フォルカスを見なかった?
【グリダヴォル】 フォルカス? うぅむ…知らないね
【カミト】 そう…ありがとう…
【グリダヴォル】 どういたしまして 君達もここに長居は無用だよ どうも、良くないからね
【グリモワール】 良くない? 何が良くないのよっ?
【グリダヴォル】 良くない感じなんだよ じゃあね
【グリモワール】 待ちなさいって! ああ、もうっ
【アスカロン】 窓からどこか遠くを 見ていたようですけど…
【アスカロン】 わあ!マスター! ユグドラシルがよく見えますよっ
【グリモワール】 浮かれてる場合じゃないでしょ! …何だか、あのユグドラシル、 少し変じゃない?
【アスカロン】 えっ? そうですか? …そう言われてみると――
【カミト】 うわぁっ!
【アスカロン】 マスター、伏せて下さい! 地震ですっ
【グリモワール】 どうせ、すぐに収まるわよ いつものこと…
【グリモワール】 えっ…? 何よ、あれ!?
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