290401070 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第4章 世界樹の子-インベイジョン- 第1話 ユグドラシルへ‐7
【スラーンド】 神威・雷光の裁きをここに!
【アスカロン】 レヴィアタンの力、 味わってみますか?
【カミト】 いつ見てもキル姫同士の戦いは 凄まじいな…
【ジーベン】 いつもヴァングの後ろに隠れている 万年日陰小僧の割にやるじゃないか
【ジーベン】 だが、僕の完璧な計算の前には… ん?
【???】 拘束します!
【ジーベン】 まずい! 避けろ、スラーンド!
【カミト】 えっ?
【アスカロン】 くぅぅっ!
【スラーンド】 いきなり何!? 地面から蔦が 飛び出してきたんだけどっ
【カミト】 アスカロン! …うわぁぁぁっ?
【グリモワール】 ちょっと マスターまで捕まって どうするのよ!?
【カミト】 何で…蔦が…?
【???】 は~い じっとしててね~ 面倒くさいの嫌いだから~
【カミト】 君は…誰?
【ピサール】 ピサール・聖鎖・サマエルよ 頑張っても無駄だから~ 大人しくしててね
【ジーベン】 チッ… ピサールということは、 ここの奏官が動いたのか
【ジーベン】 スラーンド、退くぞ!
【スラーンド】 そうなの? ふふっ 命拾いしたね、あなた達!
【ジーベン】 あの周回遅れファッションリーダーに 伝えておくんだな! 次がお前の命日だと!
【ピサール】 あ~、あっちは行っちゃった… ま、いっか~ 追っかけるの面倒くさいし
【ピサール】 マスターのとこに連れてくの、 一組だけでいいよね~? ミストルティン
【ミストルティン】 はい マスター様の下へ連行する 奏官は確保できました
【ミストルティン】 キル姫の捕縛も完了しています …そちらの方は?
【マサムネ】 俺は一般人だ …何て言っても通じそうにないな
【ピサール】 ふ~ん 男なのにキラーズの反応があるんだ~
【マサムネ】 あまり近づかないでくれ…
【ピサール】 何で~? ま、どうでもいいけど~
【グリモワール】 ちょっとミストルティン! これは何の真似!?
【グリモワール】 キミの操る蔦なんて、 ワタシの炎で簡単に 焼き払えるんだけどっ
【ミストルティン】 それはやめておいた方が 良いと思います あなたが蔦を焼き切る前に…
【ミストルティン】 私の蔦がそちらの奏官を 縊り殺すでしょう
【グリモワール】 ふざけんじゃないわよ!
【ミストルティン】 マスター様のご命令は絶対なんです そのためなら、私は…
【カミト】 あのっ 騒ぎを起こしたことは謝るよ!
【カミト】 ただ、僕達はここを 通りたかっただけで、君のマスターと 戦うつもりはないんだっ
【ミストルティン】 当然です マスター様を害するつもりなら、 死んでいただきます
【ピサール】 ミストルティンは マスターのことになると 人が変わるからね~
【グリモワール】 ワタシ達をどうするつもりよ!? こっちだってマスターに 害を成すようならっ
【ミストルティン】 安心してください マスター様はとても優しいお方です
【ミストルティン】 そちらの奏官と、 お話しがしたいそうですよ
【グリモワール】 いきなり縛り上げておいて、 よく言うわよ!
【ミストルティン】 マスター様のご命令は絶対ですから
【カミト】 分かった 言う通りにするよ
【ピサール】 やったぁ! 物わかりの良い奏官で助かるよ~
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