290502011 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第5章 マスターの信念―ブレイブ― 第2話 世界樹攻略戦-1 戦闘前
ユグドラシルの麓で、 兄貴分であるヴァングとの再会を 果たしたカミト
一旦、ユグドラシルから撤退した 彼らは中心部を治める奏官達と 話をする
コマンドキラーズに対抗するため 共闘を提案するヴァング
独立心の強い彼らしくないと カミトは戸惑うが、そこには ヴァングの気遣いがあった
背中を押され、カミトはフォルカスと もう一度会うことを決意する
だが、そんな彼らの下に新たな 脅威がもたらされた
中心部に、魔獣化したキラーメイルが 二体、現れたのだ
魔獣化していながら、連携して戦う 彼らにカミト達は苦戦を強いられる
さらにコマンドキラーズの一人、 ヒョウハまでもが襲来した
運命の輪は回り続ける――
【ヒョウハ】 よっしゃああああああああああ!! 超爆・燃え上がっていくぞぉぉぉっ!
【バルムンク】 ああ…! 恐ろしいわ、グラムっ
【グラム】 あれがマスターの言っていた コマンドキラーズ… ヒョウハだね
【グラム】 いいだろう この町の人々のため、 マスターのため
【グラム】 何よりバルムンクのため 私が君を討つ!
【シタ】 断罪に私情を挟むのは感心しませんね この地区の守護はあくまでわたし達の 役目です
【ミトゥム】 シタお姉様の言う通りです グラムとバルムンクは魔獣の方を お願いします!
【グラム】 どうしてだい? 私は君達のために…
【カミト】 ああっ… 何で仲間同士でもめてるんだよっ
【グリモワール】 苛々させるわね! マスター、ワタシ達でヒョウハを 倒すわよ!
【アスカロン】 そうです! この身に代えても倒してみせます!
【カミト】 待って! 先にキラーメイルを解放しよう
【カミト】 彼らが意識を取り戻せば、 マサムネ達みたく力を貸して くれるかもしれないしっ
【カミト】 僕達は…あれ!? そういえばアポロン達はっ?
【アルテミス】 グウウウウウウウウウ!
【マサムネ】 チッ! 後ろだ!!
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