291001013 天上編サイド 未分類 神具探求レーヴァテイン 神具探求レーヴァテイン 1 - 後編 1話 隣に立つ聖剣 隣に立つ聖剣 戦闘後
【ティルフィング】
はぁぁぁっ！！
【異族】
グ…アァァッ!?
【レーヴァテイン】
…………
【レーヴァテイン】
まだ、力が足りない…？
この剣も本来の力を取り戻した
はずなのに…
【ティルフィング】
≪魔剣への誘い≫!!
【異族の群れ】 グアアァァァァァ――!!
【レーヴァテイン】
っ……！
【ティルフィング】
レーヴァテイン？
どうかしましたか？
集中できてないみたいですが
【レーヴァテイン】
っ…ううん
なんでもない
【ティルフィング】
負傷したのなら言ってください
【レーヴァテイン】
なんでもないからっ
【ティルフィング】
そうですか…
なら、ひとまず今は
異族の掃討を
【レーヴァテイン】
わかってる
…これでっ！
【異族】
グゥゥゥ…
【レーヴァテイン】
はぁ…まだまだね
【レーヴァテイン】
これじゃあ
ティルフィングの隣に立てない
【レーヴァテイン】
はぁ…
モヤモヤが晴れないまま、 レーヴァテインは無意識に ユグドラシルの傍まで来ていた
【レーヴァテイン】
もっと強くならなきゃ…
【レーヴァテイン】
はぁ…めんどうくさい
【レーヴァテイン】
少し前なら、
こんなこと全然考えなかったのに…
【レーヴァテイン】
なんとかしなきゃ…
ユグドラシルの力があれば…
なんてね
レーヴァテインがすがるように 見上げる視線の先には、 悠然とそびえる世界樹があった―
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