291001021 天上編サイド 未分類 神具探求レーヴァテイン 神具探求レーヴァテイン 2 - 後編 2話 光を共に 光を共に 戦闘前
ユグドラシル付近の異族を掃討し、 再び旅を続けることになった マスターとキル姫達
村や町を廻り、 異族討伐を行う日々が続いている
【レーヴァテイン】 眠い…
レーヴァテインも 普段と変わらない様子を見せている
しかし……
【レーヴァテイン】 マスター? そろそろ寝ようって時に 何の用?
ジトッとした目つきで睨む彼女に マスターはそっと声をかける
前みたいに 一人で思いつめないでね…と
【レーヴァテイン】 ……え?
マスターの言葉にポカンとしている レーヴァテインにさらに言葉を重ねる
今度は自分も、 レーヴァテインの力になるよ
【レーヴァテイン】 …………そっか マスターはわかってたんだ
そっと頷くマスター
【レーヴァテイン】 はあ…そんなに分かりやすいかな
たぶん、自分と ティルフィングだけだと思うよ、 とマスターは答えた
【レーヴァテイン】 そう…… でも、どうやったら強くなれる…?
【レーヴァテイン】 前みたいに手がかりも一切ないし… それに…
何かを言いかけたレーヴァテインを マスターが制した
【レーヴァテイン】 何? 手がかりがないなら、探しに行こう? 見つかるまで?
【レーヴァテイン】 ……っ、ふふっ… なにそれ… いろいろ考えたのがバカみたい
【レーヴァテイン】 はぁ…わかった… じゃあ、答えが見つかるまで、 付き合ってもらうから
その言葉に、 マスターは強く頷いてみせた
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