2910011 天上編サイド 未分類 神具探求レーヴァテイン 神具探求レーヴァテイン 1 - 前編 1話 神具探求レーヴァテイン １話 神具探求レーヴァテイン １話
ある日、 人々にとって凶事である “蝕”が起きた
人々はそれを “終わりなき夜”と言い、 絶望を覚えたが、
蝕が起きても 特に変わったことはなく 人々は普段の暮らしに戻った
それとは対照的に キラープリンセス達は イライラしたり胸騒ぎがしたりと
不調を訴え始める者が 増えていった
それは普段、 感情を表に出さない レーヴァテインも例外ではなかった
普段のように飄々としておらず、 どこか不安げな レーヴァテイン
【レーヴァテイン】
はぁ…
【レーヴァテイン】
なんだろ、
このモヤモヤ…
と、その時、 急にマスターに声をかけられた
【マスター】 どうしたの？ 大丈夫？
【レーヴァテイン】
きゃあっ！
弱っている自分を見られた 恥ずかしさを誤魔化すため、 咄嗟にマスターを睨む
【マスター】 ご、ごめん… なんか見るからに 落ち込んでたから…
【レーヴァテイン】
あー、
もう鬱陶しいなぁ
【マスター】 そう言われても… なにか心当たりとかあるの？
【レーヴァテイン】
…まったく、なにも
【レーヴァテイン】
強いて言うならば
クシャミが出そうで出ないとか
【レーヴァテイン】
喉元まで来てるのに
出てこないとか
【レーヴァテイン】
あと１歩でうまくいきそうなのに
うまくいかない…
そんな感じ
【マスター】 よくわからないけど、 なるほど…？
【レーヴァテイン】
…伝わってないじゃない
【マスター】 あぁ、ごめん…
【レーヴァテイン】
だんだん気もたってきたし…
【レーヴァテイン】
なんかこう、
スカッとできないかな…
【レーヴァテイン】
…お
【異族】
グギャギャギャ…
レーヴァテインの視線の先に 異族が現れた
【レーヴァテイン】
…………
【レーヴァテイン】
らっきぃ
ちょうどいいや
スカッとしたかったんだよね
マスターをおいて、 レーヴァテインが異族へと かけ出した
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