30043303 天沼矛ストーリー 『真理のぐるぐる螺旋』
数日後─ マスターは再び、 天沼矛の様子を見に行ってみた
【天沼矛】
ずずず…
あぁ〜、おいしい
お茶飲んでる！ もはや絵すら描いてない！！ 驚嘆するマスター
【天沼矛】
…あ、あなた様！
こっち、こっち！
一緒にお茶しませんか？
【天沼矛】
あ、絵ですか？
もう辞めました
辞めたの！？ と驚くマスター
【天沼矛】
前にも言った通り、
わたしには向かないようですし
【天沼矛】
そんなにあれこれ考えていても
頭の中が煮詰まるだけですしね
選択肢:
- 本当に…辞めちゃうの？ → select_label_01へ
- もったいないと思うけどな… → select_label_02へ
- こんな世界だからこそ…描いて欲しい → select_label_03へ
そんなにあれこれ考えていても 頭の中が煮詰まるだけですしね
select_label_01:
【天沼矛】
はい！キッパリと！
select_label_02:
【天沼矛】
大丈夫！他のなにかを探します！
select_label_03:
【天沼矛】
こんな世界に合うなにかを探します！
select_label_end:
【天沼矛】
わたし、思ったんです
ぐるぐる回る世の中、
戦いのある日が続けば…
【天沼矛】
その後、戦いのない日が
訪れるんじゃないかと
【天沼矛】
だから、待っていれば
戦いのない時代は
再び必ず回ってくるんです♪
【天沼矛】
わたしは、その日が来るのを…
【天沼矛】
！！
【天沼矛】
…ぐるぐる？
【天沼矛】
ぐるぐる…
ぐるぐ…
【天沼矛】
はっ！！
強烈な閃きの後、 猛烈な勢いで 絵を描き始めた天沼矛
【天沼矛】
日々は続き、この星は回り続ける…
ぐるぐると！！
それが…輪廻！それが…宇宙！！
【天沼矛】
わたしが描きたかった絵…
できましたぁ〜！！
【天沼矛】
星のような、
目のような、
その両方のような…
【天沼矛】
この星の真理を見ている
目のような…
それを描きました！！
【天沼矛】
マスター、わたし…
見えました！！
【天沼矛】
破壊の後には…“再生”が来る！
“再生”を信じて…
待つのではなく、戦います！！
【天沼矛】
この筆を槍にかえて！！
【天沼矛】
新奥義『真理のぐるぐる螺旋』！
わたしの心に描き上がりました！！
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【天沼矛】
ふっふっふ…やりました…
ずっと見えなかった自分の絵…
それに心が…心が見えま…見え…
【天沼矛】
あれ？う〜ん…なんだか…
ぐるぐるして…
やっぱりなにも見えない〜〜〜
【天沼矛】
きゅ…きゅ〜〜〜〜〜！！
ぐるぐると目を回して、 倒れてしまった彼女
やれやれ…と彼女を 抱きかかえるマスター
【天沼矛】
う〜ん…あなた様〜
ど…どこですかぁ〜？
掴みどころが無いが、 無我夢中で打ち込む彼女の姿に 心打たれたマスターであった
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