30044203 天沼矛 『平穏安息の一服』
次の日─ 部屋に太陽の日差しが入り込む 爽やかな朝
【天沼矛】 おはようございます、マスター!!
【天沼矛】 はい、もう大丈夫です! あれからたっぷり22時間は 寝たから、元気いっぱいです!!
【天沼矛】 そして、夢の中で見つけたんです! わたしのお茶の答えの一端…
茶器の前に座る彼女 その表情を見てみると…
【天沼矛】 …………
また寝てるじゃないか!
シャカシャカシャカ…!
いや、違う!あれは…目を閉じて、 お茶を立てているんだ! 確かにあれなら目を回さなくて済む
でも、そんな事が…
【天沼矛】 もう何千回、何万回と繰り返してきた 動作です…見えてなくても… 体が覚えています!!
【天沼矛】 見つけたんです! わたしが作りたいお茶!
【天沼矛】 それは、飲むとみんなの心がホッと 落ち着き、この世から戦さえも なくしてしまう最強のお茶!!
【天沼矛】 それが… わたしの目指すお茶なんです!!
【天沼矛】 とぉ~りゃ!
輝き出す天沼矛の腕
どうやら彼女は、お茶を立てる中で、 新しい境地に辿り着いたようだ
【天沼矛】 新奥義 『平穏安息の一服』! 出来上がりました!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【天沼矛】 …ふぅ
静かに目を開ける彼女
【天沼矛】 何かを創造しようとする心から 戦はなくせる…
【天沼矛】 マスター! わたしはそう信じています!!
と、力強く言い放った 彼女の笑顔は とても光り輝いていた
選択肢:
- そのお茶、頂いていいかな? → select_label_01へ
- 君の心が込められお茶…賞味したいな → select_label_02へ
- 結構なお手前で → select_label_03へ
と、力強く言い放った 彼女の笑顔は とても光り輝いていた
select_label_01:
【天沼矛】 はい、喜んで!
select_label_02:
【天沼矛】 是非!ご賞味あれ!
select_label_03:
【天沼矛】 粗茶ですが
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【天沼矛】 自信を持って、お薦め致します このお茶は…
【天沼矛】 マスターの事を想い、 マスターの為に 淹れたお茶ですから
茶碗を盆に乗せ、立ち上がる彼女
その瞬間…
【天沼矛】 …あっ!足が痺れ…!
【天沼矛】 きゃ~~~っ!!
まだまだドジな一面は残るが、 彼女の持つ純心が戦を終わらせる… そう思えるマスターだった
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