30071204 ゲイボルグストーリー 『一撃空風凛!』
あれから数日後…
【ゲイボルグ】 …くっ!またか…! また「ふり出しに戻る」だと…!
すっかりとすごろく遊びに ハマってしまった彼女 だが…
【ゲイボルグ】 サイコロの目に頼るだけの 戦略性も何もない 運次第のゲームなんて…
【ゲイボルグ】 やったって時間の無駄だ!!
いまだに一勝も挙げらずに いたのだった
選択肢:
- しかるべき時にサイコロを振れば? → select_label_01へ
- 運次第なら、運を味方にしたら? → select_label_02へ
- 運も実力のうちって言うしね → select_label_03へ
いまだに一勝も挙げらずに いたのだった
select_label_01:
【ゲイボルグ】 しかるべき時…?運が…巡ってきた 時か…!
select_label_02:
【ゲイボルグ】 そんなことが…本当にできるのなら… いや…!自ら運を掴めと…!
select_label_03:
【ゲイボルグ】 ならば…自ら運を引き寄せることが 出来たら…
select_label_end:
【ゲイボルグ】 …何か見えた気がする マスター… こういう事か!?
サイコロを振る彼女 何度も出た良い目は 彼女を一番にゴールに導くのだった
【ゲイボルグ】 なるほど…今までは… 運次第だと何も考えずに サイコロを振っていた…
【ゲイボルグ】 しかし…サイコロに念を込め、 狙いの目が出るように よ〜く見極めてサイコロを振れば…
【ゲイボルグ】 勝利は引き寄せられる…!
【ゲイボルグ】 見えた… これが新たなる奥義… 『一撃空風凛!』だ!!
すごろくの中で、 彼女はスキルのパワーアップに 成功したのだった
【ゲイボルグ】 これがマスターの言っていた 無駄の中に宿る光
【ゲイボルグ】 私の眼をもってすれば、 サイコロの目の動きは捉えられる
【ゲイボルグ】 運任せだと思わずに、 出したい目をちゃんと狙って しっかりと振れば良かったのだな
【ゲイボルグ】 ちょっとしたところに 発見や光明は転がっている… 貴様はそれを私に伝えようと…
【ゲイボルグ】 無駄な戦闘は避けたいと ずっと思っていた私だが… 貴様の為なら…
【ゲイボルグ】 いかなる時も、この槍… 振っても良いと思えるようになった
【ゲイボルグ】 私を光へと導いてくれる… 貴様の為なら…
夕陽のように赤く染まる彼女の頬
【ゲイボルグ】 そう思うと…すごろく遊びも 無駄ではなかったわけだ
【ゲイボルグ】 あ…ありがとう…マスター
小さな声に「え?なに?」と 聞き返すマスター
【ゲイボルグ】 い、一度しか言わん! 何度も言うのは… 時間の無駄だ!!
顔を真っ赤にして怒る彼女が、 妙に愛らしく見えた
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