30083201 グングニルストーリー 思わぬ弱点
戦闘の合間を縫って、 みんなで食事タイム
わいわいと楽しそうな キラープリンセス達の中で、 マスターだけは緊張気味だった
というのも…
【グングニル】 違う! 箸の持ち方はそうではない こうだ、こう
【グングニル】 はい! 口に食べ物を入れたまま しゃべらない
【グングニル】 音を立てて食べない!
【グングニル】 貧乏ゆすりしない!! なにをしているのだ!?
【グングニル】 …ふぅ…やれやれ マスター、そなたは礼儀作法が まるでなっていないな
【グングニル】 そんなことで、隊の長が 務まると思っているのか?
【グングニル】 ほら、服装もだらしないし 身だしなみにも気をつけられよ
終始、注意されっぱなしのマスター グングニルの前では、 まるで子供扱いだ
そんなふたりに、 ほかのキラープリンセスから 誘いがあった
【グングニル】 食後の運動に…羽球大会? あの羽根の付いた玉を打ち合う バドミントン…とかいう遊戯か?
【グングニル】 いや…我は… やらぬ…
【グングニル】 おい!ふたつ返事で OKを出すな、マスター! わ、我は参加せぬぞ!?
さっきまでの厳しい口調から一転 急におどおどとし出す彼女
【グングニル】 そ…そういうのは不慣れというか… 不得手というか… き…緊張してしまうのだ!
意外や意外 強気だと思っていた彼女にも こんな小心な一面があったとは
【グングニル】 こ…こら!引っ張るな! そなたもマスターなら、遊戯になど うつつを抜かさずマナーの勉強でも…
【グングニル】 わ…! 我は…やらぬぞ〜〜〜っ!
嫌がる彼女の手を引き、 マスターは試合が行なわれる場所へと 彼女を連れて行った
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