30102204 ロンゴミアントストーリー 『ドリフトランサー』
あれから一ヶ月ほどが過ぎた
ロンゴミアントは相変わらず…
【ロンゴミアント】 マスター、今週のご予定は?
【ロンゴミアント】 今日はどこでなにしてるんですか?
【ロンゴミアント】 お出かけ? 何時ごろに帰ってこられますか?
げっそりのマスター あぁ…こんな調子が ずっと続くのか…
そんな矢先…
【ロンゴミアント】 今まで、ごめんなさい 実験は終了です
え?実験? マスターが尋ねる
【ロンゴミアント】 実は試してたんです
【ロンゴミアント】 この前は、予定を聞き続けて、 それを突然やめたらフェイントの ような効果があると知りました
【ロンゴミアント】 今回は、聞き続けるのを やめなかったら、 どうなるかという実験
【ロンゴミアント】 その結果、マスターは 私の浮気を疑わなくなった いや、疑えなくなった
…だって、あんなに聞かれたら、 そんな隙間すら…ハッ! 気づくマスター
【ロンゴミアント】 そうなんです それこそ、まさに防御の極意 攻撃は最大の防御というところですね
嬉しそうに語る彼女
それはまた、彼女が新たなるスキル 『ドリフトランサー』に 目覚めた瞬間でもあった
選択肢:
- でも、なにも僕で実験しなくても… → select_label_01へ
- 防御って…まさか今度こそ浮気を…? → select_label_02へ
- まさか…なにかやましい事を隠す為…? → select_label_03へ
それはまた、彼女が新たなるスキル 『ドリフトランサー』に 目覚めた瞬間でもあった
select_label_01:
【ロンゴミアント】 マスター相手じゃないと 意味がないんです、ふふ
select_label_02:
【ロンゴミアント】 うふふ…心配ですか?
select_label_03:
【ロンゴミアント】 やましい事…か それは、どうでしょ
select_label_end:
含み笑いを浮かべる彼女
【ロンゴミアント】 …なぁんて♪冗談です マスターに隠したかったのは… これなんです
マスターの首に、 手編みのマフラーを巻く彼女
【ロンゴミアント】 実はこの一ヶ月、 キル姫であることは隠しながら、 街の手芸教室に通ってたんです
【ロンゴミアント】 愛する主の為… 戦い以外の事で、 なにかをしたかったから
【ロンゴミアント】 でも守りたいって気持ちも、 もちろん持ち続けてますよ
【ロンゴミアント】 だから、寒さから身を守れる マフラーのプレゼントです
少し照れ臭そうに微笑む彼女 その笑顔を見ていると、
この地方は、 これから暑くなるんだけど…
…とは、口が裂けても 言えないマスター
【ロンゴミアント】 うん!似合いますね
その純粋な想いを受け取る マスターだった
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