30121302 ルナリスストーリー 宿命の闇
数日後の夜─ 暗い森の中を一人、歩くルナリス
【ルナリス】 あ、マスター 追いかけてきたの…?
【ルナリス】 …なに?
【ルナリス】 洗い物もちゃんとしてきたし… お風呂も焚いてきた… 戦闘で破れたみんなの服も…
【ルナリス】 全部、やってきたつもりだけど… 他にもなにか…
【ルナリス】 …え? つ…爪切り?
【ルナリス】 …………
【ルナリス】 そんなこと言って… 本当は私を連れ戻しに来たの?
【ルナリス】 人のこと言ってるけど… マスターも相当な世話焼きだね こんな…私を…
選択肢:
- こんな時間に…どこへ行くの? → select_label_01へ
- 行く先に…光はあるの? → select_label_02へ
- あの家を…出ていくつもりかい? → select_label_03へ
人のこと言ってるけど… マスターも相当な世話焼きだね こんな…私を…
select_label_01:
【ルナリス】 全部お見通し…って感じね…
select_label_02:
【ルナリス】 どうかな…あるのは…闇だけかもね…
select_label_03:
【ルナリス】 みんなには悪いけど… 私にはやるべき事があるから…
select_label_end:
【ルナリス】 それは遠い過去の記憶か… 私には…“宿命”があるの… “あの人”と戦わなければという…
槍に気を集中させるルナリス どす黒い力が彼女を包んでゆく…
【ルナリス】 私は…闇の魔術師… 闇の力を磨き… 闇の道を進んでゆく…
【ルナリス】 大きくなった闇はやがて… 光を飲み込む力へと変貌する…
彼女の放った黒い気が、 遠くの大木を破壊した
【ルナリス】 闇を知られるのが嫌で… 戦闘ではあまり力を 使ってこなかった…
【ルナリス】 だからかな… 自然とみんなの世話を 焼くようになったのは…
【ルナリス】 私なりの…罪滅ぼしというか… 申し訳ない気持ちがあったから…
【ルナリス】 でも、もうこれ以上は… みんなとはいられない…
【ルナリス】 隠し通すことは出来ない…
【ルナリス】 だから… 行かないと…
【ルナリス】 そういうわけだから… お世話に…なりました
【ルナリス】 マスター… みんなのこと…よろしくね
頭を下げ、去ろうとする彼女… が、その時! ボッ!と向こうの方で光が…
【ルナリス】 っ…! あれは…! 炎…?
【ルナリス】 まさか… 異族の襲撃!?
【ルナリス】 引き返すことはできない 行くと決めたから… でも…!
苦悩の表情を見せる彼女
【ルナリス】 まったく… しょうがないわね…
【ルナリス】 これが…
【ルナリス】 最後の世話焼きよ!!
ルナリスは、マスターと共に キラープリンセス達の元へと 駆け出した
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