30121303 ルナリスストーリー 『ヒュプノス』
【ルナリス】 はぁ…はぁ…! 待っててね…みんな!
【ルナリス】 っ…! 宿が異族に…! しかも、すごい数!
キラープリンセス達も、 突然の襲撃に かなりの苦戦を強いられている
【ルナリス】 ど…どうすれば… 私の…この力で… でも…!
ルナリスの目に映る 倒れゆくキラープリンセス達
【ルナリス】 私も…ようやく覚悟が決まったわ どう思われようと… 自分のすべき事をする…
【ルナリス】 “あの人”のように!
未だかつてないほど 大きく膨れ上がった ルナリスの黒い気
【ルナリス】 そのため… 闇に生き!闇を極める! それが私の力よ!!
ルナリスが、 巨大な黒き闇の力を 一気に解放した
【ルナリス】 眠りなさい! 漆黒の闇に… 私が導いてあげるわ!
【ルナリス】 奥義… 『ヒュプノス』!!
彼女の闇の力を受けた異族たちは、 みな眠るように倒れて行った
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ルナリス】 私は…闇魔術師… 闇の力に…身を委ねるしかない…
【ルナリス】 だから、これ以上は みんなとは…
その時だった 「ねぇ、ルナリス… 爪切り、どこ!?」
【ルナリス】 え…? 爪切りって…置いてある場所… 本当にわかんなかったの?
その後も、 朝食に使う調味料が 見当たんないだの
洗濯用の洗剤の買い置きはどこだと、 ルナリスに質問攻めの キラープリンセス達
【ルナリス】 ……もう ほんとにみんな…しょうがないなぁ
選択肢:
- 皆、ルナリスがいないとダメなんだ → select_label_01へ
- 皆、ルナリスが好きなんだよ! → select_label_02へ
- 皆でルナリスの光になるよ! → select_label_03へ
……もう ほんとにみんな…しょうがないなぁ
select_label_01:
【ルナリス】 そんな…おだてるようなこと言って…
select_label_02:
【ルナリス】 …ありがとう…私も…みんなが好き
select_label_03:
【ルナリス】 爪切りの場所も分かんないのに 偉そうに…でも…ありがとう
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【ルナリス】 私…闇を恐れる余り… 闇に飲み込まれそうに なってたみたいね…
【ルナリス】 でも、みんなは… 私のその闇の力で救われたと… そう言ってくれた…
ルナリスの目に、 一粒の涙が光った
【ルナリス】 決めたわ 闇の道を行くのが、この私… 魔姫神ルナリス
【ルナリス】 これからも、 あんた達の世話を 焼きまくってやるから…
【ルナリス】 覚悟しなさい!!
そう言って、爪切りや調味料、 洗剤の場所を みんなに教えるルナリス
【ルナリス】 さっ!わかったら、 みんな早く寝なさい!
【ルナリス】 明日も早いのよ!
【ルナリス】 言うこと聞かないと…
【ルナリス】 あんた達も、 私の闇の新奥義で、 眠らせちゃうわよ!?
悪戯っぽく笑うルナリス その笑顔は…妙な言い方だが、 力強い光に満ち溢れていた
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