30151301 佐倉杏子ストーリー 抗命の少女
一人、森の中を彷徨うマスター ある少女を探しているのだ それは…
【佐倉杏子】 …ちっ …うぜー チョーうぜー
木の上でリンゴをかじっている杏子
【佐倉杏子】 なんか用? 休みの時まで 追いかけてくんなよな
【佐倉杏子】 …あ? アンタと話すことなんて なにもないね
「隊には慣れた?」 尋ねるマスター
【佐倉杏子】 まぁ… 好き勝手やらせて もらってるからね
「どうしてピンチになってた姫を 助けなかったの?」 と、さらに尋ねる
【佐倉杏子】 …………
【佐倉杏子】 別に…
【佐倉杏子】 グリーフシードのない この世界中じゃ 戦う理由もないしね
【佐倉杏子】 なんだい、アンタ? アタシに説教しにきたのかい?
【佐倉杏子】 いいか? アタシは自分のためだけに生きる そう決めてんだ
【佐倉杏子】 誰かと共に戦ったり、 助けたりはしない
【佐倉杏子】 それに… あいつらは何人もいるんだろ?
【佐倉杏子】 おんなじ顔した奴らが 殺し合うなんてバカみてぇ
【佐倉杏子】 他に代わりはいるんだ たった一人を助けても 意味ねぇじゃん、そんなの
そう言い残し、 杏子は去っていった
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