30201204 ピサールストーリー 『怠惰インフェルノ』
数日後
食事当番のマスターが 厨房にやってくる
!! ドンガラガッシャ~ン! 驚き、転倒するマスター
【ピサール】 あぁ、マスター
【ピサール】 「何してる」って…
【ピサール】 お手伝いだよ、お手伝い
怠け者だった彼女が、 自ら進んで…
【ピサール】 そんなに驚かなくていいじゃん
【ピサール】 この前ね、 喜んでもらえて 嬉しかったんだ
【ピサール】 そりゃ怠けて、 何もしない方が楽だけどさ… でも、それじゃ…
【ピサール】 楽しくもないよね
【ピサール】 “楽”もいいけど… “楽しい”を知っちゃったらさ がんばっちゃうよ
【ピサール】 まぁ、ずっと怠けてきたから、 すぐには無理だろうけど……
【ピサール】 これからは出来るだけ手伝うから
その心の変化が、 彼女に新たな力をもたらしたのか
【ピサール】 またまた新奥義 『怠惰インフェルノ』、 完成しちゃったみたい
彼女は新たなスキルに目覚めていた
選択肢:
- じゃあ、あの、一つお願いが… → select_label_01へ
- 早速で申し訳ないんだけど… → select_label_02へ
- そう言ってもらえると頼みやすい → select_label_03へ
彼女は新たなスキルに目覚めていた
select_label_01:
【ピサール】 え~、ほんとにいきなりだな~
select_label_02:
【ピサール】 え~、今度はなに~?
select_label_03:
【ピサール】 え~?まだ、何かあるの~?
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この後のお風呂掃除も… 手伝ってくれない? と、マスターが彼女に頭を下げる
【ピサール】 えぇ~、めんどいな~ あたし、当番じゃないのに
【ピサール】 でも、ま… 実はこないだあたしが風呂を 壊しちゃったってのもあるし…
【ピサール】 いいよ 後で手伝ったげる
相変わらず眠たそうな目を 輝かせながら、 いそいそと働く彼女だった
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