30221303 もがストーリー 『金色の電影槍』
─数日後─
また木の根本に座っているもが
今日も酔っぱらってるのかな？ そう思い、マスターが近寄ると…
【もが】
…！
俯き、目を閉じたまま 攻撃を仕掛けてきた
【もが】
…あ
なんだ、マスターか
マスターの鼻先で 止まっているもがの槍先
【もが】
…え？酔ってないよ、
ちょっと居眠りしちゃった
はは…酔拳ならぬ… 睡剣…いや槍か… 額から汗を垂らすマスター
【もが】
実は、昨日 夜遅くまで
ゲームで遊んでたから
【もが】
そ、カードなんだけどね
【もが】
お酒とか苦手なもので無理しないで、
ぼくが好きなゲームに誘ってみたんだ
【もが】
そしたら隊の中にも
ゲーム好きの子がいてさ
盛り上がっちゃった
選択肢:
- すごいじゃん！ → select_label_01へ
- よかったね！！ → select_label_02へ
- それは大進歩だよ！ → select_label_03へ
そしたら隊の中にも ゲーム好きの子がいてさ 盛り上がっちゃった
select_label_01:
【もが】
やっと一歩前進かな？
でも、それは…
select_label_02:
【もが】
うん…ありがとう、
でも、それは…
select_label_03:
【もが】
大とまではいかないけど…
でも、それは…
select_label_end:
【もが】
ぼくのこと…
【もが】
マスターがずっと
背中を押してくれたからだよ
【もが】
ぼく１人だと…
きっとすぐに挫けてた
【もが】
昔みたいに自分の殻に
閉じこもってたかも
【もが】
でも、マスターが
前を向いている間は後悔しないって
言ってくれたから
【もが】
だから決めたんだ
【もが】
反省はしても、
後悔だけはしない
人生にしようって！
【もが】
ありがとね、マスター
ぼく、ほんの少しだけ…
強くなれた気がするよ
その心の変化が 彼女に新たなるスキル 『金色の電影槍』を与えていた
【もが】
マスター…少しずつだけど…
みんなと仲良くなってくから
もう少し…待っててね
そう言ったもがの瞳は、 力強く輝いていた
【もが】
ふぁ…ごめん…
少し眠いや…
眠気まなこを擦る彼女は、 子供みたいにあどけなく 愛らしかった
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