30231202 新ゲイボルグ 他のみんなと違う
【キキョウ】
理解なんて…
できるわけないわ
そう告げた彼女に マスターが尋ねる
選択肢:
- どうして、そう思うの…？ → select_label_01へ
- 過去になにかあったの…？ → select_label_02へ
- 誰とも…理解し合えないと思う？ → select_label_03へ
そう告げた彼女に マスターが尋ねる
select_label_01:
【キキョウ】
それは…わたしが…
他とは違うから…
select_label_02:
【キキョウ】
過去…そうね…
過去の話…
select_label_03:
【キキョウ】
誰とも…？そうね…
わたしは無理かも…
select_label_end:
【キキョウ】
どう言っても、
上手くは説明できないけど…
【キキョウ】
わたしは…
他のみんなとは
少し違うの…
【キキョウ】
それは…
同じクノイチにも
到底理解されないもの…
【キキョウ】
増してや、
違う世界を生きる
キル姫となると尚更…
表情を変えないながらも、 その声色からは 悲しみが伝わってくる
しばらくすると、 彼女の目の前に注文していた パフェが置かれた
【キキョウ】
…ごめんなさい
余計混乱させたかしら…
気にしないで
…と言ったかと思うと、 懐からなにやら小さな容器を 取り出す
【キキョウ】
これ？
…好きなのよ、
気にしないで
蓋を開け、彼女がパフェに 振りかけたのは…
【キキョウ】
七味唐辛子よ
【キキョウ】
なによ？そんなに驚かないでよ
【キキョウ】
でも、そういう事よね
他人の事なんて…
【キキョウ】
なかなか理解できないのよ
そう言って、 彼女が七味パフェを 頬張る
【キキョウ】
うん、おいしい
その奇食ぶりに、 驚きを隠せないマスターだった
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